シラバス情報

授業科目名
地質学概論
(英語名)
Geology
科目区分
基礎科目
対象学生
地域資源マネジメント研究科
学年
1年
ナンバリングコード
TGRMR5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
松原 典孝
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
学務課に問い合わせ

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/6〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】自然・社会・文化によって構成される地域資源は、大地の性質「地質」に影響され、その上に成り立っているので、地域資源マネジメントを行うに当たっては「地質現象」を理解していることが必要である。本講義では地質学の基礎に対する理解を深めることを目的とし、地質現象や地質や地質現象が社会に及ぼす影響について論究する。

【到達目標】1)地質学の基礎理論や最新の地質学の知識を地域資源の観点からを修得すること、2)様々な地質現象を理解し、地域資源をマネジメントする方法を地質学の観点から分析・応用できるようになること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:地質・地形・地域資源とその調査・運営方法
キーワード:地質、地形、岩石
講義内容・授業計画
各回の項目に関連した地域資源に触れながら講義をおこなう。前半の7回で地域資源を理解するうえで必要な地質学の理論に基づいた地質と地域資源の関係について講義する。その後8回で日本列島の成り立ちに触れながら、地域資源を活用するために必要な地質学的な考え方や方法について講義する。必要に応じて実習や野外観察を行い、最後に、全体のまとめを行う。

1.地球を作るもの−鉱物の色と形
2.地球を作るもの−岩石の分類
3.地球を作るもの−マグマと火山活動
4.地球を作るもの−マグマの多様性
5.地球を作るもの−堆積作用と堆積岩
6.地球を作るもの−変成岩と変成作用
7.地球を作るもの−年代測定
8.日本列島の歴史−地球史
9.日本列島の歴史−付加体の形成
10.日本列島の歴史−恐竜の時代
11.日本列島の歴史−大陸の時代の花崗岩
12.日本列島の歴史−日本海と日本列島の形成
13.日本列島の歴史−地震
14.日本列島の歴史−災害と恵み
15.まとめ:地質学的観点からの地域資源
※パソコンの利用:グループワークなどにおいて利用
生成系AIを利用する場合、教員の許可を取ること
教科書
授業中その都度指示する。
参考文献
参考文献は適宜指示する。参考資料やプリントを適宜配布する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストやジオパークに関する参考資料を事前に読み込み(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキストや参考資料を読み込み(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
現地での講師を交えたディスカッションやグループワークによるディスカッションを予定(4回)
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 地質学の基礎を理解し、現場に応用できる能力を獲得した者に単位を授与する。
 講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じてS(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
 レポート(70%)、受講態度(30% 積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートはそれぞれにコメントを付して返す。または、講義中に返答する。
履修上の注意・履修要件
地質学を未修である学生にも理解できるように講義するが、毎回到達度をチェックし必要に応じて補習的課題を課す。
実践的教育
該当しない。
備考
担当教員はジオパークについて岩石学・地質学の分野からアプローチしている。本講義は担当教員の専門分野である岩石学・地質学等複数の視点から地質学の概要を解説することに主眼がおかれる。詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。