シラバス情報

授業科目名
社会学概論
(英語名)
Sociology
科目区分
基盤科目
対象学生
地域資源マネジメント研究科
学年
1年
ナンバリングコード
TGRMR5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
山室 敦嗣
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
学務課に問い合わせ

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/6〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義の目的は、社会学のなかでも地域社会をおもな対象にして研究をすすめてきた村落社会学、都市社会学、地域社会学、環境社会学の理論的成果について理解を深めることをつうじて、地域資源マネジメントに社会学的観点からアプローチするための思考力を養うことである。
本講義の到達目標は、地域資源マネジメントにアプローチできる社会学の諸概念について説明できるようになることである。
授業のサブタイトル・キーワード
社会学の理論と視点、社会学からの地域資源マネジメントへのアプローチ
講義内容・授業計画
村落社会学、環境社会学、都市社会学、地域社会学における諸理論のなかで、地域資源の保全・活用の考察の手がかりになる理論や視点の講義を行う。
そのうえで、現在の地域社会の課題である観光開発・景観形成・自然エネルギー利用を事例に検討を加え、社会学的観点からの地域資源マネジメントの可能性について講義する。

1.社会学と地域資源マネジメント
2.村落社会と資源管理
3.コモンズ論
4.生活環境主義の土地所有論
5.都市社会と資源配分
6.都市コミュニティ論
7.都市的生活様式論
8.開発と地域資源
9.地域開発論
10.内発的発展論
11.ソーシャル・キャピタル論
12.観光開発と地域資源
13.景観形成と地域資源
14.自然エネルギー利用と地域資源
15.まとめ:社会学的観点からの地域資源マネジメント

※パソコンの利用:なし
※生成系AIを利用する場合、教員の許可を取ること 
教科書
授業中にその都度指示する。
参考文献
プリント資料を配布予定。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】各講義のテーマについての事前学習(30h)
【復習】各講義の事後学習(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
学生同士のディスカッションを実施する。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 地域資源マネジメントにアプローチできる社会学の諸概念について説明できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(思考力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
 レポート(70%)、授業態度など平常点(30%)によって評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートは、各自の内容を紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
社会学を未修である学生にも理解できるように講義するが、毎回到達度をチェックし必要に応じて補習的課題を課す。

実践的教育
該当しない。
備考
担当教員は地域社会学の研究を行っている。この講義は,担当教員の専門分野である地域社会学の学問的基礎をなす社会学の概念・視点を理解する上で必要な研究科レベルの基礎的知識を教授するものである。詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。