教員名 : 佐川 志朗
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授業科目名
生物多様性マネジメント論
(英語名)
Management of Local Biodiversity
科目区分
ー
専門科目
対象学生
地域資源マネジメント研究科
学年
2年
ナンバリングコード
TGRMR6MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
佐川 志朗、山室 敦嗣
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標13/目標15/目標17
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
学務課に問い合わせ
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
2◎/1〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
地域資源マネジメントを行うための、生物多様性マネジメントの具体策を教授し、説明できることを目的とする。
本講義は、生物多様性概念や生態系サービス概念の高度な理解と、そのマネジメントの方法を学ぶとともに、自然再生に代表される環境整備の最先端事例を紹介することにより、多様な主体の協働による生物多様性マネジメントに向けた実践的な手法を応用できることを到達目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
生物多様性、自然再生事業、応用生態工学、生態系の定量化、ガバナンス
講義内容・授業計画
はじめの5回で生物多様性の基本的な考え方を講義する。その後5回で生息環境の保全対策、調査、評価の手法について講義する。残り5回で生物多様性と文化多様性の関係を軸に地域社会における生物多様性マネジメントを講義する。基本的には講義形式で行う。最後に全体のまとめを行う。
1.生物多様性マネジメント論とは(佐川) 2.生物多様性の概念(佐川) 3.生息地破壊のパターン(佐川) 4.生態系サービスとグリーンインフラ(佐川) 5.生物多様性条約と生物多様性国家戦略(佐川) 6.環境整備と応用生態工学的手法(佐川) 7.調査デザインと生息環境評価(佐川) 8.Systematic conservation planning(佐川) 9.生態資源の定量化と解析(佐川) 10.統計モデリングによる生息場所保全(佐川) 11.生活知と生物多様性保全(山室) 12.多主体参加による生物多様性のマネジメント(山室) 13.生物多様性保全の市民モニタリング(山室) 14.生物多様性のアダプティブ・ガバナンス(山室) 15.まとめ(山室) ※パソコンの利用:第8回・第9回・第10回において使用予定 ※生成系AIを利用する場合、教員の許可を得ること 教科書
必要に応じて資料を配布する。
参考文献
必要に応じて資料を配布する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事前学習(15h)
【復習】講義の振り返り(15h)、レポート作成(30h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
地域資源マネジメントを行うための生物多様性マネジメントの具体策を習得、説明・活用できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 試験を50%基準として、レポート30%、受講態度(授業態度等20%)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
提出されたレポートおよび試験にコメントを付して返却する。
履修上の注意・履修要件
生態学、生物学を履修していることが望ましい。
環境保全を自らの問題ととらえ、現場から考えていく意欲があること。 実践的教育
該当しない。
備考
担当教員は、生態学・応用生態工学,地域社会学の研究を行っている。
この講義は、生物多様性のマネジメントにおける生物学・社会学的概念と具体例を教授するものである。詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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