シラバス情報

授業科目名
連携地域資源マネジメント論
(英語名)
連携地域資源マネジメント論
科目区分
専門科目
対象学生
地域資源マネジメント研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
TGRMR5MCA7
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
内藤 和明
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標14/目標15
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
学務課に問い合わせ

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/1〇/3〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】

本研究科で定義している、(1)地域に内在する自然資源と、これに基づいて成立している社会・文化資源を地域資源ととらえ、(2)それらの関係性を、自然科学と人文社会科学の統合により本質的に理解し、(3)地域資源の発掘・保全・活用を実践的に行う学問領域である「地域資源マネジメント」について、理論と実践を結びつけ、学生自らが統合する能力を養うことを講義の目的とする。

【到達目標】

本研究科のまとめの講義として位置付けられるものであり、地域におけるジオ(大地)・エコ(生態)・ソシオ(人、社会)の関係性とその発展、および地域マネジメントの理論と方法を論理的に表現できるようになることを到達目標とする。

授業のサブタイトル・キーワード
ジオ・エコ・ソシオの関係性、地域資源マネジメント
講義内容・授業計画
研究科の講義・ゼミナール・演習で学んだこと学生の所属機関等の業務で得た知見をふまえて新たな地域づくりのあり方について学生自らがまとめ、担当教員が最終的に地域資源マネジメントについて講義する。そのため研究科内外からゲストスピーカーを適宜むかえて講義を進める。テーマごとに学生による発表のあと、教員をまじえた対談・討論(2から10)を行う。さらに担当教員が地域資源マネジメントについての講義(11から13)とまとめ(14、15)を行う。

1.講義の進め方と講義の意義
2.地質資源の発掘(ジオパークの例)
3.生物資源の発掘(希少生物の野生復帰と生物多様性)
4.地質・生物多様性に基づく社会資源の発掘(自然と地域の発展)
5.地質・生物多様性に基づく文化資源の発掘(地域固有の自然と文化)
6.地質資源の保護・活用(ジオパークによる地域活性)
7.生物資源の保全(コウノトリの野生復帰と生物多様性、地質・地形との関係)
8.自然資源と産業(農産物のブランド化・地場産業)
9.地域の発展と社会・文化
10.但馬の自然と文化
11.地域資源マネジメントの主体(ジオ・エコ・ソシオの統合)
12.地域資源マネジメントの主体(ジオ・エコ・ソシオの統合)
13.持続的地域資源マネジメント(ジオ・エコ・ソシオの統合)
14.まとめの発表と討論
15.まとめの発表と討論

※パソコンの利用:使用する

※生成系AIを利用する場合、教員の許可を得ること
教科書
使用しない。
参考文献
適宜指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】プレゼンテーションの準備(2回、45h)
【復習】各講義の復習(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
学生の発表内容についてディスカッションを実施する。
成績評価の基準・方法

【成績評価の基準】

地域におけるジオ(大地)・エコ(生態)・ソシオ(人、社会)の関係性とその発展を理解し、地域資源マネジメントの理論と方法について論理的に表現できる者については、 講義目的・到達目標に記載する能力(思考力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 

【成績評価の方法】

発表内容(80%)受講態度(20%)を含めて総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
学生の発表に対するディスカッションと、発表内容に対するフィードバックを実施する。
履修上の注意・履修要件

連携研究学生制度を利用する学生が履修する。

自然科学、人文社会科学のすべての分野の講義を履修し、地域におけるこれらのつながりを理解しておくことが望まれる。


実践的教育
該当しない
備考
この講義は、地球科学、生態学、地域歴史学、地域社会学を専門とする教員がそれぞれの視点から講義する。詳細は、教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。