シラバス情報

授業科目名
地域課題特別研究Ⅱ
(英語名)
地域課題特別研究Ⅱ
科目区分
特別研究
対象学生
地域資源マネジメント研究科
学年
2年
ナンバリングコード
TGRMR6MCA3
単位数
4.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
出口 智広
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
学務課に
問い合わせ

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/1〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
この科目の目的は、地域資源を発掘・保全・活用するという地域資源マネジメントの考え方を実践的な研究としてまとめることにより、理論と実践の統合力を獲得することにある。
研究分野に関する知見を深め、課題の明確化による研究能力の芽生えと成長を促すため、指導教員の指導のもと、研究テーマに関する科学的な討議を行うことにより、研究の意義と方向性を整理し、自立的な研究の計画・実行に必要な専門的知識と問題解決能力を修得させる。
また、研究内容を深化・発展させるために、自らの研究課題についての学術的な認識と評価能力を身につけさせる。さらに一連の研究成果について、学内の研究報告会や関連学会等で発表し、学術論文としてまとめることができるように指導する。
【到達目標】
学生が修士論文を完成させることを到達目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
研究計画、調査、解析、論文執筆
講義内容・授業計画
指導教員や副指導教員の指導のもと、(1)地域に内在する自然資源と、これに基づいて成立している社会・文化資源を地域資源ととらえ、(2)それらの関係性を,自然科学と人文社会科学の統合により本質的に理解し、(3)地域資源の発掘・保全・活用を実践的に行う学生の所属機関との連携研究を進める「特別研究Ⅰ」の成果に基づき追調査。解析、最終まとめまでを行う。

1.課題テーマの確認、2.中間まとめに基づく先行研究のまとめの再確認、
3.課題テーマに基づく研究計画 、4.課題テーマに基づく調査、
5.課題テーマに基づく調査結果の解析、 6.結果のまとめ
7.考察、 8.-14. 4.〜7.を繰り返す、 15. まとめ・発表

「研究分野」は以下の通り

研究分野」は以下の通り
(川村教一)地球科学的手法を用いて、大地の形成や地形・地質資源に関する研究を指導する。
(佐川志朗)河川生態学(特に魚類学、応用生態工学)的手法を用いて、自然再生や環境整備に関する研究指導を行う。
(中井淳史)歴史考古学的手法を用いて、地域社会・文化の形成や展開、また自然資源と社会文化資源の統合的な活用に関する研究を指導する。
(山室敦嗣)社会学(特に地域社会学、環境社会学)的手法を用いて、地域コミュニティ形成に関する研究を指導する。
(出口智広)生態学的手法を用いて、人類が生物多様性に及ぼす影響と生物多様性の増減が人間社会にもたらす功罪についての研究を指導する。
(内藤和明)植物生態学、保全生態学あるいは景観生態学的手法を用いて、保全上重要な植物群落あるいは景観の保全に関する研究指導を行う。
(布野隆之)動物生態学、動物行動学および保全生物学的手法を用いて、希少動物の保全、導入、マネジメントの計画と実践に関する研究指導を行う。
(佐野恭平)地質学、岩石学的手法を用いて、ジオパークをはじめとする地質資源の発掘・活用に関する研究や理科教育に関する研究を指導する。
(松原典孝)地質学的手法を用いて、地域の地質特性や成り立ちの解明、地域地質と人々の暮らしの関係性解明に関する研究を指導する。
(矢ケ﨑太洋)地域計画学的立場から、地域資源と景観・歴史的町並み・近代化遺産・集落立地やそれらに活用に関する研究指導を行う。

※パソコンの利用:使用する
※生成系AIを利用する場合、教員の許可を得ること
教科書
必要に応じてプリント等を配布する。
参考文献
指導教員と相談の上決定する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】設定した課題に基づく研究計画の作成、調査、解析と関連論文の読み込み(30h)
【復習】指導教員や副指導教員とのディスカッションに基づく研究計画の修正、再調査、再解析の実行(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
履修者が自ら課題を見出し関連論文を探索し、発表を行った後、ディスカッションする。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
地域資源マネジメントの理論と実践の統合力を獲得し、修士論文を完成させられる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
研究態度(70%)と修士論文(30%)を総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題の進捗について授業の中で講評する。
履修上の注意・履修要件

連携研究学生制度を利用する学生が履修する。

実践的教育
該当しない
備考
討論を重視するアクティブラーニングの手法をもちいる。詳細は教員研究者データベース HP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。