シラバス情報

授業科目名
特別研究Ⅲ
(英語名)
ResearchⅢ
科目区分
特別研究
対象学生
地域資源マネジメント研究科
学年
3年
ナンバリングコード
TGRDR9MCA3
単位数
8.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期、2024年度後期
担当教員
出口 智広
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
学務課に問い合わせ

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/1〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】地域資源マネジメント学の考え方を研究としてまとめることにより、理論と実践の統合力を獲得しオリジナルな理論を構築することが目的である。
【到達目標】学生が博士論文をまとめることを到達目標とする。研究分野に関する知見を深め、特別研究Ⅰ・Ⅱでの研究成果を基に博士論文研究をさらに進め、後半部でまとめる。一連の研究成果について、学内の研究報告会や関連学会等で発表し、学術論文としてまとめることができるように同時に地元住民への研究成果の還元を行い、学術的な認識と社会的要請の両立を図り、地域資源マネジメント学を発展させるに足るオリジナルな理論を構築できるよう指導する。
授業のサブタイトル・キーワード
研究計画、調査、解析、論文執筆
講義内容・授業計画

【講義内容】
指導教員や副指導教員の指導のもと、研究を進める。1,2年次の研究成果を踏まえ、テーマの設定・調査・解析・まとめを行う。
【授業計画】
1.課題テーマの設定、2.〜8.課題テーマに基づく先行研究のまとめ、
9.課題テーマに基づく研究計画、10.〜20.課題テーマに基づく調査、
21.〜28.課題テーマに基づく調査結果の解析および博士論文の中間まとめ、
29.30.博士論文の中間発表と討論(教員全員)、31.〜60.博士論文執筆指導

「研究分野」は以下の通りでありそれぞれの分野の視点から、「自然システム」と「社会システム」の通時的な相互作用の理解を基盤とする地域資源マネジメントについて指導する。
(川村教一)地球科学的視点から、大地の形成と社会の関係に関する研究を指導する。
(佐川志朗)河川生態学(特に魚類学、応用生態工学)的視点から、自然再生や環境整備に関する研究指導を行う。
(中井淳史)歴史考古学的視点から、地域社会・文化の形成や展開、また自然資源と社会文化資源の統合的な活用に関する研究を指導する。
(山室敦嗣)社会学(特に地域社会学、環境社会学)的視点から、地域コミュニティ形成に関する研究を指導する。
(出口智広)生態学的視点から、人類が生物多様性に及ぼす影響と生物多様性の増減が人間社会にもたらす功罪についての研究を指導する。
(内藤和明)植物生態学、保全生態学あるいは景観生態学的視点から、保全上重要な植物群落あるいは景観の保全に関する研究指導を行う。
(布野隆之)動物生態学、動物行動学および保全生物学的視点から、希少動物の保全、導入、マネジメントの計画と実践に関する研究指導を行う。
(松原典孝)地質学的手法を用いて、地域の地質特性や成り立ちの解明、地域地質と人々の暮らしの関係性解明に関する研究を指導する。
(矢ケ﨑太洋)地域計画学的視点から、地域資源と景観・歴史的町並み・近代化遺産・集落立地やそれらに活用に関する研究指導を行う。
(佐野恭平)地質学、岩石学的視点から、ジオパークをはじめとする地質資源の発掘・活用に関する研究や理科教育に関する研究指導を行う。
※パソコンの利用:使用する
※生成系AIを利用する場合、教員の許可を得ること
教科書
必要に応じてプリント等を配布する。
参考文献
指導教員と相談の上決定する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】設定した課題に基づく研究計画の作成、調査、解析と関連論文の読み込み、執筆(30h)
【復習】指導教員や副指導教員とのディスカッションに基づく研究計画の修正、再調査、再解析の実行、執筆(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
履修者が自ら課題を見出し研究計画を立てて実行し、それを元にディスカッションする。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】博士論文をまとめられる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】発表(80%)および質疑応答(20%)を総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題の進捗について授業の中で講評する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。