シラバス情報

授業科目名
生活空間デザイン演習
(英語名)
Practice of horticultural design
科目区分
基礎科目・選択
対象学生
緑環境景観マネジメント研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
ALLML5MCA3
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
沈 悦、樋上 啓子、光成 麻美、金原 淳一
所属
緑環境景観マネジメント研究科
(社)ランドスケープコンサルタンツ協会
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
別途配布するオフィスアワー一覧にて通知
連絡先
研究科内アドレス一覧にて周知

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
緑環境のデザインの技術を修得するためには、空間デザイン及び植物素材の活用技術と知識が必要となる。本演習では、把握しやすい身の周りの空間を対象とし、持続可能な社会を目指す緑環境景観マネジメントの専門家として必要な空間デザイン力、植栽デザイン力を修得し、その技術が生かせるようになることを目的とする。具体的には植物装飾から個人邸庭園の設計まで、対象空間情報の読み取り方、小空間デザインの仕方、植物材料選定の仕方、図面作成、プレゼンテーションなど一連のデザイン作業を通して、生活空間のデザイン技法を修得し演示できること。

【到達目標】
植物装飾を作成することと、個人邸庭園レベルの設計図を作成することができる。

当研究科の学習・教育目標として掲げるI環境・造園に関する基礎的素養の修得を含む。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:身の回りの小空間を題材として植物素材の活用や空間デザイン力を形成する演習
キーワード:小空間、植物、空間デザイン
講義内容・授業計画
【講義内容】本演習は共通領域の基礎科目であり、緑環境のデザインの基本を学ぶ演習である。植物素材の特性の整理をはじめ、植物をいかした身の周りの空間デザイン、一定の広がりをもつ外部空間(庭園など)を対象としたデザインのトレーニングを行うものである。

【授業計画】
当授業は実践的教育に該当する。

第1回.ガイダンス(本演習の目標や概要の説明・事例見学)
第2回.植物による小空間デザイン①(室内緑化のデザインⅠ)
第3回.植物による小空間デザイン②(室内緑化のデザインⅡ)
第4回.植物による小空間デザイン③(植物の利用Ⅰ)
第5回.植物による小空間デザイン④(小空間のオーナメント)
第6回.植物による小空間デザイン⑤(植物の利用Ⅱ)
第7回.植物による小空間デザイン⑥(大型コンテナへの寄せ植え)
第8回.事例見学(小空間の設計に関わる事例見学)
第9回.小空間の設計①(空間分析、コンセプト設定)
第10回.小空間の設計②(空間配置計画Ⅰ)
第11回.小空間の設計③(空間配置計画Ⅱ)
第12回.小空間の設計④(四季の演出計画)
第13回.小空間の設計⑤(図面レイアウト)
第14回.小空間の設計⑥(図面仕上げと数量算出の考え方について説明)
第15回.小空間の設計⑦(プレゼンテーション・講評)

※1〜7回「植物による小空間デザイン」においては、生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
※9〜15回「小空間の設計」の成果物においては、生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。
※生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。



教科書
授業中にその都度指示する
参考文献
建築知識 編「最新版 最高の植栽をデザインする方法」エクスナレッジ(図書館にあり)
そのほかの書籍については授業内で案内します
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安

【予習】

授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み、プレゼンテーションの準備(13h)

【復習】

レポート作成(7回、7h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直す。制作植物の管理(10h)

アクティブ・ラーニングの内容
植物による小空間デザイン①〜⑥の一部において、グループでの作業を取り入れる。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
植物装飾の作成と管理、小空間計画図の作成、それらのプレゼンテーションもできる場合、合格と判断し、単位を付与する。植栽デザイン基礎の理解度と空間デザイン基礎の理解度とプレゼンテーションの完成度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価を行う。


【成績評価の方法】
植物による小空間デザインでは、各回の成果品とレポートで40%、小空間の設計では、プレゼンテーション、課題成果品60%を基準として、全体の受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
植物による小空間デザインでは、各回成果品について授業内に講評する。
小空間の設計では、プレゼンテーション及び成果品について授業内に講評する。
履修上の注意・履修要件
履修上の注意・履修要件    「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして演習に出席すること。
実践的教育
空間・植栽デザインに関する実務家教員によるものづくりや図面作成など、一連の実務的なトレーニングを中心とした教育内容になっている。実践的教育に該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。