シラバス情報

授業科目名
活用デザイン基礎演習
(英語名)
Basic study about landscape design
科目区分
自由科目
対象学生
緑環境景観マネジメント研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
ALLML5MCA3
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
沈 悦、加藤 精一、光成 麻美
所属
緑環境景観マネジメント研究科
非常勤講師
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
学内教員は別途配布するオフィスアワー一覧にて通知
非常勤講師は授業終了後デザイン実習室にて
連絡先
学内教員は研究科内アドレス一覧にて周知
非常勤講師は初回授業時に通知

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
本演習では、緑環境を中心とした景観デザインに関わる理論と、ランドスケープデザイン実務で必要となる製図等に関する基礎技術や表現力を、講義や実演を通じて修得することを目的とする。

【到達目標】
1)デザイン基礎(理論、色彩感覚、空間構成)、製図技術を用いて図面を表現することができる。
2)手描きやコンピュータソフトを用いて図面を表現することができる。

当研究科の学習・教育目標として掲げるI環境・造園に関する基礎的素養の修得を含む。
授業のサブタイトル・キーワード
​​​​​​​​サブタイトル:景観デザイン未経験者のためのデザイン力、表現力を身につける
キーワード:製図、コンピュータ・ソフトウェア、模型、色彩・空間構成
講義内容・授業計画
【講義内容】この演習は、緑環境やデザインに関する学部以外の学部出身者を対象としたフォローアップの位置づけとなっている。主要内容は、景観デザインに関わる基礎を解説しつつ、計画・設計に関わる基本的な造形技術(作図、色彩構成、模型 作成)の基礎トレーニングを行う。また、景観デザインの実務で必ず必要となる製図技術ならびにコンピュータ・ソフトウェアの使用についても基礎トレーニングを行う。

【授業計画】当授業は実践的教育に該当する。2〜7は光成、8〜15は加藤が担当する。

第1回.ガイダンス/本演習の概要、公園緑地のデザイン手法について説明
第2回.製図基礎①(製図トレーニング—手描き表現)
第3回.製図基礎②(製図トレーニング—手描き表現)
第4回.製図基礎③(製図トレーニング—手描き表現)
第5回.コンピュータ・ソフトウエアの基礎①(図面作成2DソフトCAD)
第6回.コンピュータ・ソフトウエアの基礎②(3DソフトSketchUp)
第7回.コンピュータ・ソフトウエアの基礎③(Illustrator、Photoshop)
第8回.造形デザイン基礎①(平面構成・色彩構成)
第9回.造形デザイン基礎②(    〃    )
第10回.造形デザイン基礎③(    〃    )
第11回.造形デザイン基礎④(    〃    作品講評会)
第12回.造形デザイン基礎⑤(立体構成・立体設計)
第13回.造形デザイン基礎⑥(    〃    )
第14回.造形デザイン基礎⑦(    〃    )
第15回.造形デザイン基礎⑧(    〃    作品講評会)

※コンピュータ・ソフトウエアの基礎を学ぶ演習時のみ、コンピュータ演習室で実施する。
※この授業においては、生成AIの利用について制限を設けない。
教科書
演習内で配布
参考文献
野沢清ほか著「造園図面の表現と描法1」文堂新光社出版(図書館にあり)
野沢清ほか著「造園図面の表現と描法2」文堂新光社出版(図書館にあり)
Obra Club著「やさしく学ぶSketchUp」エクスナレッジ(図書館にあり)
芳賀百合著「はじめてのAutoCAD LT 作図と修正の操作がわかる本」(図書館にあり)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習・復習】
必要に応じて授業中で指示するが、基本として授業時間外も課題制作を行うことがある。
予習、復習、課題制作、プレゼンテーションの準備等も含み、30h程度。
アクティブ・ラーニングの内容
造形デザイン基礎の作品講評会時には学生同士の意見交換を行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
造園デザインに関わる基本表現ができるようになった者を合格とし、その到達目標への到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価を行う。
【成績評価の方法】
3つの成果物(製図4割、平面構成・立体構成6割)によって評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題成果品は演習内で学生も交えて講評を行う。
履修上の注意・履修要件
造園デザインの基本表現に関わる製図道具の購入は授業ガイダンスで説明する。
演習は対面指導を原則とするが、状況によりオンライン指導と併用の形で進める可能性もある。
実践的教育
景観設計分野における基本的な表現技術(図面作成、模型作成、CG作成)の習得を中心とした演習であり、実践的教育に当たる。
備考
本演習は自由科目であり、修了要件の単位数には含まれないので注意すること。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。