シラバス情報

授業科目名
樹木植栽管理論
(英語名)
Planting and maintenance of trees
科目区分
対象学生
緑環境景観マネジメント研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
ALLML5MCA1
単位数
1.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
大藪 崇司
所属
緑環境景観マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標15
オフィスアワー・場所
別途配布するオフィスアワー一覧にて通知
連絡先
研究科内アドレス一覧にて周知

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/3〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
この科目は、保全管理領域の応用科目であり、樹木植栽管理のあり方を理解し、専門的な知識の習得を目的とする。樹木特性を理解し樹木植栽管理を考えることは造園を学ぶ上で重要であり持続可能な社会の形成に必要である。本科目は植物生理生態学の視点から樹木が持つ構造と機能に対する理解を体系的に習得する。

【到達目標】
本講義の到達目標は、多角的な視点から緑環境を解析でき、樹木関連の知識から課題に対する解決策を提示できること、を目標とする。

当研究科の学習・教育目標として掲げるⅡ環境・造園に関する専門知識および応用力を含む
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:樹木の植栽管理に必要な知識を修得
キーボード:生理生態、相互作用、樹木診断

講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、樹木が生育している環境(温度・光・水)との関係、保全管理に必要な病虫害、樹木健全評価などに関する知識の習得をする。そして自ら探求した課題に対して得た知識を適用することで解決策を提示する。


1.樹木植栽管理とは(樹木の生理生態と環境)
2.樹木植栽管理における植物生理(樹木における水と土壌環境)
3.樹木植栽管理における調査項目と測定方法Ⅰ(樹木の生理・生態機能調査)
4.樹木植栽管理における調査項目と測定方法Ⅱ(樹木の生理・生態機能調査)
5.樹木植栽管理における病虫害による植物の反応(樹木の生態的防除)
6.樹木植栽管理における植物の他感作用(人と森の関係・樹木健康)
7.樹木植栽管理における菌による植物の反応(樹木の反応・木材腐朽)
8.まとめ

【生成AIの利用について】
この授業においては生成AIの利用を認めない。
教科書
適宜印刷物を配布する。
参考文献
講義において随時紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
授業に際して指示するテキスト・配布資料の事前読み込み(10h)、プレゼンテーションの準備(5h)

【復習】
講義内容の理解を深め定着させるためのテキスト・配布資料の読み直し(5h)、授業で説明した類似例の自主学習(10h)

アクティブ・ラーニングの内容
調べた内容を全員の前でプレゼンするとともに、授業内で学生を交えて講評を行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
樹木植栽管理の知識を修得し、課題解決策を提示できる能力を修得できている者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
成績評価は、レポートによる理解度50%、課題解決策をプレゼンしてディスカッションできる能力50%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
プレゼンについては授業内で学生も交えた講評を行い、レポートは必要に応じ個別にコメントする。
履修上の注意・履修要件
事前に配布する資料を事前学習するとともに、講義中に指示した課題や事後学習を実施すること。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。