シラバス情報

授業科目名
地域資源マネジメント概論
(英語名)
Introduction to Regional ResourceManagement
科目区分
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA9
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・実習 (Lecture/Practical Training)
開講時期
2024年度後期
担当教員
内藤 和明、佐川 志朗、山室 敦嗣、中井 淳史、松原 典孝、川村 教一、出口 智広、佐野 恭平、矢ケ﨑 太洋、布野 隆之
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
kaznait@rrm.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
3-2◎/1-2〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
コウノトリやジオパークなど地域資源の研究をしている教員が、最先端の取組みを素材に講義を行い、私たちの足元から環境保全の方策を考え、実践する力を養うことを目的とする。本講義の到達目標は、地域資源の概念を踏まえて、その保全と活用について分析し説明できるようになることである。
授業のサブタイトル・キーワード
地域の成り立ち、生物の保全、地域資源の活用
講義内容・授業計画

講義内容:地域資源の保全や管理を素材に、地形地質、生物、地域社会の立場から講義する。さらに、豊岡ジオ・コウノトリキャンパス(兵庫県立コウノトリの郷公園内)および周辺地域にて、2日間の実習を行い、地域資源について実践的に学ぶ。


授業計画

1.ガイダンス、地球の歴史、地域の歴史(川村)
2.ジオパークにおける地域資源の活用(松原)
3.地域資源と人類の歴史(佐野)
4.コウノトリの野生復帰と人の共生(布野)
5.地域の自然と鳥類(出口)
6.水域における自然再生(佐川)
7.里山里地の植物の保全(内藤)
8.集落の成り立ち(矢ケ崎)
9.宗教文化からみる自然と人間(中井)
10.地域資源と地域社会(山室)

11から15.地域資源保全実習(内藤・布野・松原)(姫路からバスで移動)。コウノトリの野生復帰事業およびジオパーク事業に直接関わる教員が現地において1泊2日(予定)の実習を行う。具体的な内容は、11.豊岡盆地の地質と地形の成り立ち、12.コウノトリの野生復帰の現場、13.河川と水田における自然再生、14.環境保全型稲作、15.地域資源の保全と活用、等である。
場所:豊岡ジオ・コウノトリキャンパス(兵庫県立コウノトリの郷公園内)および周辺地域
日程:11月23日〜24日(状況により各日日帰りとなる場合がある)
費用:宿泊費、交通費、施設入場料等の実費は各自の負担とする。

当授業は東西地区で当時に開講し、第1回から第10回については、姫路工学キャンパスと神戸商科キャンパスで交互に授業を行うため、他方のキャンパスの履修者はオンライン(遠隔授業)での受講となります(ただし、東西地区の履修者数が大きく異なる場合は一方から発信する授業となります)。オンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境(Eduroamの利用も可能)を各自で整えること。
※パソコンの利用:遠隔授業(オンライン授業)の際に使用する。
※生成系AIの利用:利用しない。
教科書
講義の中で配布する。
参考文献
必要に応じて講義の中で提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】地域資源保全実習に関する事前学習(20h)
【復習】レポートの作成(10回、40h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
地域資源の概念を理解した上で、その保全と活用について分析し説明できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、 C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
地域資源保全実習のレポート(35%)、各講義のレポート(65%)を基準として、受講態度(積極的な質疑等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートは、ユニバーサルパスポートで優れた内容のものを紹介しながら講評するか、コメントを付して返却する。
履修上の注意・履修要件

東西地区で同時に開講し実習を行うため、移動手段の制約から、東西両地区を合わせた履修定員を最大22名とし、履修希望者が多数の場合は、ランダム抽選により履修者を決定する。ただし、抽選に漏れたことがある履修希望者は優先的に履修させる。実習に参加できることを履修の条件とする。


実践的教育
地域資源保全実習では、コウノトリの野生復帰事業およびジオパーク事業に直接関わる教員が現地において実習を行うことから実践的教育に該当する。
備考
担当教員の専門分野については教員研究者データベースHPhttps://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。