シラバス情報

授業科目名
地域資源の保全と活用
(英語名)
Conservation and Utilization ofRegional Resources
科目区分
全学共通科目
対象学生
環境人間学部/工学部/理学部
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
三宅 康成
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標15
オフィスアワー・場所
随時(メールによる事前連絡のこと)
新在家キャンパスE108
連絡先
m001y002@guh.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/1-1〇/4-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
人間は多くの地域資源の恩恵によって命を育んでいる。地域環境の変化とともに地域資源の劣化が著しいなかで,地域資源の所在と活用の現状と課題を学習する。
本講義の到達目標は,地域資源の役割・重要性を認識したうえで、保全・活用にあたっての現状と課題およびその対策を説明できることである。


授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】都市化に代表される急激なライフスタイルの変化は,従来から培ってきた地域固有の資源(地域資源)と人間との関わり方を大きく変えることになった。ここでは,主として農村地域を対象として,人間が歴史的に地域資源と如何に関わってきたかを振り返るとともに,保全と活用の観点から,地域資源の現状について事例を交えながら講述する。
【授業計画】
1.ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する。
2.地域資源とは何か(地域資源の定義・特徴)
3.地域資源を育む農村環境(歴史的概観と現状および農村の役割)とその変容
4.土地資源について(棚田:その1)
5.土地資源について(棚田:その2)
6.水資源について(ため池)
7.水資源について(歴史的水利遺構)
8.農村景観の保全〜廃校
9.農村景観の保全〜伝統的建造物群(その1)
10.農村景観の保全〜伝統的建造物群(その2)
11.伝統・文化の保全(歴史的建築物)
12.生活関連資源の保全(郷土芸能など)
13.自然資源の保全(里山,生き物など)
14.地域資源を活用したコミュニティビジネス
15.まとめと評価(到達度確認)

※生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
特に指定しない。適宜,資料を配信する。
参考文献
いちから見直そう!地域資源 資源の付加価値を高める地域づくり(ぎょうせい)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して配信する資料の事前読み込み(15h)
【復習】レポート作成(5回程度、15h)、講義内容の理解を深め定着させるための資料等の読み直し(20h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 地域資源の役割・重要性を認識したうえで、保全・活用にあたっての現状と課題およびその対策を説明できる者については,講講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能,思考力,判断力,表現力など)の到達度に応じてS(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する。
【成績評価の方法】
 小レポート40%,最終レポート60%を基準として,受講態度を含めて総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
レポートは、原則その後の講義内で講評する。もしくは,ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返すことがある。

履修上の注意・履修要件
身近な地域資源について予習・復習をし,講義で提出するレポート等に積極的に反映させること。

実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。