シラバス情報

授業科目名
環境の社会学
(英語名)
Environmental Sociology
科目区分
全学共通科目

対象学生
環境人間学部/工学部/理学部
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
原田 一宏
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標12/目標13/目標14/目標15/目標16
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
harada@agr.nagoya-u.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2◎/3-2◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
環境問題は我々の生活と密接に関連しています。本講義では、環境問題を学ぶのに必要な人と自然、人と人の関係に関する基礎的概念を学び、我々の日常生活に関わりのあるモノを取り上げて、環境問題を考える視座を学び、受講生が自らの言葉で説明できるようになることを目的とします。
授業のサブタイトル・キーワード
環境問題、人と自然の関係、自然資源、コモンズ
講義内容・授業計画
講義内容
前半では人と自然、人と人の関係について学び、後半ではモノなどを通じた環境問題について考える。また、グループワークも取り入れる。

授業計画
1.環境の社会学とは
2. 地域資源をめぐる共生社会—人と自然、人と人の関係を考える
3. 自然資源は誰のためのものか—生物多様性と文化  
4. 人と自然の関係を見る視座(1)
5. 人と自然の関係を見る視(2)
6. グループワーク(1)
7. コモンズとしての資源の管理・利用(1)
8. コモンズとしての資源の管理・利用(2)
9. 環境問題と私たち(1):国際認証制度と非木材林産物
10. 環境問題と私たち(2):スマートフォン
11. 環境問題と私たち(3):バナナ
12. 環境問題と私たち(4):ゴミ
13. 環境問題と私たち(5):プラスチックごみ
14. グループワーク(2)
15. まとめと評価
教科書
指定しません。
参考文献
『環境の社会学』関礼子他(有斐閣)、『モノの越境と地球環境問題』窪田順平(昭和堂)、『食卓から地球環境が見える』湯本貴和(昭和堂)、『熱帯林の紛争管理』原田一宏(原人舎)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して配布するレジュメを事前読み込み(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにレジュメを読み直し(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
学生同士でグループワークを取り入れる。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等) の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上) による成績評価のうえ、単位を付与する。
【戦績評価の方法】
 期末試験(80%)、授業態度とグループワーク・プレゼンテーション(20%)によって評価します。
課題・試験結果の開示方法
グループディスカッションで議論したことや課題については、講義内で解説する。

履修上の注意・履修要件
地球環境問題は我々の生活と切り離して考えることはできません。我々が日ごろ使っているモノがどのように生産され、どのように我々の手元に届いているのか日頃から意識を持つことを期待します。


実践的教育
該当しない
備考
担当教員は、東南・南アジアの環境問題、特に森林保全政策や地域資源管理に関する研究を行っています。この講義では、環境問題を考えるために不可欠な基礎的知識を教授します。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。