シラバス情報

授業科目名
東洋史
(英語名)
General History of Asia
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
磯部 淳史
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
授業終了後15分、非常勤控室
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義では中国を中心とする東アジア(東北アジア・内陸アジアを含む)諸地域の前近代の歴史について、主として政治史の面から概観する。講義では毎回異なるトピックを扱い、政治史の流れに社会・文化・民族・宗教・外交など、様々な要素を交えつつ東アジアの歴史を読み解いていく。本講義を受講することで、前近代中国、および東アジアの歴史に対する理解を深めるとともに、現代中国・東アジアを理解するために必要な知識を修得できる。
授業のサブタイトル・キーワード
東アジアの歴史と文化
講義内容・授業計画
第1回:イントロダクション
第2回:皇帝政治と中国(1)皇帝とは何か?
第3回・第4回:皇帝政治と中国(2)皇帝政治の成立と展開
第4回・第5回:皇帝政治と中国(3)科挙と君主独裁制
第6回:皇帝政治と中国(4)複数の顔を持つ皇帝/第1回小テスト実施
第7回:東アジア・北アジアの諸民族
第8回:万里の長城の中国史・農耕社会と遊牧社会の相克
第9回:中国史の中の家族制度と女性
第10回:日中関係史(1)遣唐使、日宋貿易、元寇
第11回:日中関係史(2)日明貿易と倭寇
第12回:日中関係史(3)「鎖国」下における日中交流/第2回小テスト実施
第13回:明清時代の法と社会
第14回:中国都城史・長安、開封、そして北京/第3回小テスト実施
第15回:日本の中の東洋・中国・まとめ   
※授業の進度は、諸般の事情により若干変更の余地がある。
教科書
基本的に使用しない。教員作成のレジュメを配布する。
参考文献
レジュメに参照しやすい文献の一覧を掲載する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事前にオンラインで配布するテキストを事前読み込み(15h)
【復習】講義内容を踏まえたテキストの読み直し、授業内で紹介した参考文献のうち各自関心のあるものを読む(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【評価方法】
平常点(毎回提出する授業内容についてのコメント):45点
計3回実施する小テスト:55点
正当な理由のない欠席が授業回数の3分の1に達するものは不合格とする。

【評価基準】
毎回のコメントと小テストの内容を総合的に判断し、到達目標の到達度に応じて、S(90点以上)、A(80点〜89点)、B(70点〜79点)、C(60点〜69点)による成績評価の上、単位を認定する。
期末試験やレポートは実施しない。なお、欠席数が規定を上回った場合は、課題・小テストを提出していても評価の対象としない。
課題・試験結果の開示方法
毎回提出したコメントの内容を踏まえて、次の講義の冒頭で補足説明を行う。
また、コメントで出た質問についても講義冒頭で紹介・説明して全体に共有する。
小テストについてはUNIVERSAL PASSPORTのクラスプロファイル機能を使って実施・講評を行う。
履修上の注意・履修要件
高校世界史で学習する程度の中国史・アジア史に関する事柄を復習していることが望ましい。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。