シラバス情報

授業科目名
食文化と環境
(英語名)
Food Culture and Environment
科目区分
全学共通科目
対象学生
環境人間学部/工学部/理学部
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
坂本 薫、加藤 陽二、吉村 美紀、島田 良子、小村 智美
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
授業終了直後の教室または新在家キャンパス研究室(メールによる事前連絡が望ましい)
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/3-2〇/4-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
目的
人は,単に栄養摂取だけが目的で食事をするのではない。生きていくために欠かすことのできない食について,食文化や産業社会の現状などを踏まえ,食べることの意味や意義についての認識を深めて説明できるようになり,よりよい食生活を構築して実行に移すことができるようにすることがこの講義の目的である。

到達目標
到達目標は、食を取り巻く文化や環境について、客観性に基づく自分自身の考えを持ち、自らの意見として説明することができることとする。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容
世界の食事文化や日本の食事文化,現代における食生活の問題点,環境と食生活などについて講義し,食事の意義や役割についての考えを深め、説明できるようにする。
1-3回は坂本、4-6回は吉村、7-9回は島田、10₋12回は小村、13-15回は加藤が担当する。

第1回:ユネスコ無形文化遺産となった和食
第2回:肉食文化と西洋料理
第3回:中国料理における医食同源の理念と食材、地域の特徴
第4回:調理と環境(フードマイレージ、食品ロスなど)
第5回:日本の食生活の現状(食の外部化、食料自給率など)
第6回:食生活と新しい加工食品(介護食品、機能性食品など)
第7回:食品の表示(食品表示法)
第8回:食品産業について1(食品産業の概要と現状)
第9回:食品産業について2(食品産業の未来、フードテック)
第10回:「農」の役割と現状・未来
第11回:農の世界1(農業と環境)
第12回:農の世界2(農業と食)
第13回:海外の食品事情1 −アメリカ編−
第14回:海外の食品事情2 −ヨーロッパ編−
第15回:まとめと評価(「日本の食を取り巻く諸問題」)

*生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。





教科書
テキスト:なし
参考文献
「人間は何を食べてきたか」、編集:NHK、NHKソフトウエア発行

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する教材を事前読み込み(2時間×15回)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためのレポート作成(2時間×15回)
アクティブ・ラーニングの内容
一部の授業でグループディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
食について,食文化や産業社会の現状などを理解し,食べることの意味や意義について説明できる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える。
成績評価の方法
担当教員それぞれが課す課題・レポート100%を基準として、受講態度を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。

履修上の注意・履修要件



実践的教育
該当しない
備考
担当教員は食物に関わる研究を行っている。この講義は、担当教員の専門分野を含む食物に関する学問的基礎として必要な食文化や食生活及び環境について解説するものである。詳細は教員研究者データベースHP(http://kyoin.u-hyogo.ac.jp/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。