教員名 : 喜友名 菜織
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授業科目名
日本国憲法 (B)
(英語名)
Constitution of Japan (B)
科目区分
全学共通科目
−
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991TCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
喜友名 菜織
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標10/目標16
オフィスアワー・場所
電子メールにより事前連絡
連絡先
クラスプロファイルにより問い合わせること
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
ー
全学DP
4-1◎/1-2〇/2-1〇
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】本講義は、日本国憲法の成り立ちや基本原理、合憲性が争われた事案についての理解を深めることを通して、公民的資質および人権感覚を培うことを目的としている。
【到達目標】本講義の狙いは、1)近代憲法の特色を理解すること、2)現代社会における人権問題に目を向けること、3)憲法の理念に照らして分析すること、4)自身の意見を表明すること、にある。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:憲法の意義について考える
キーワード:国民主権、基本的人権の尊重、平和主義 講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義の前半では、欧米諸国および日本における憲法の制定過程を辿り、近代憲法の基本理念について確認していく。後半では、日本国憲法が保障している基本的人権の内容、平和主義や改憲を巡る議論について概説する。 【授業計画】 第1回 ガイダンス 第2回 憲法の最高法規性 第3回 市民革命と人権宣言 第4回 大日本帝国憲法の制定 第5回 日本国憲法の成立過程 第6回 日本国憲法の基本原理 第7回 法の下の平等 第8回 自由権①:思想・良心の自由、信教の自由 第9回 自由権②:表現の自由、学問の自由 第10回 家族、子どもの権利 第11回 社会権①:生存権 第12回 社会権②:勤労権、労働基本権 第13回 平和主義 第14回 改憲と国民投票 第15回 総括と評価 ※生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIの出力した結果をそのままレポートとして提出してはならない。生成系AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・明記することなく、レポートとして提出したことが判明した場合は単位を認定しない。 教科書
吉田仁美『スタート憲法〔第3版〕』(成文堂、2020年)
※適宜、資料を配布する。 参考文献
・樋口陽一『六訂 憲法入門』(勁草書房、2017年)
・長谷部恭男『憲法とは何か』(岩波書店、2006年) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習の内容(時間の目安)】講義内で指示した内容の情報収集(2時間×15週)
【事後学習の内容(時間の目安)】配布資料の読み込み(2時間×15週) アクティブ・ラーニングの内容
社会的関心が高いテーマについては、5人程度のグループに分け、ディスカッションと発表を行ってもらう予定(1〜2回)。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】現代社会における憲法上の問題を身近なものとして捉え、かつ、人権保障の観点から検討・論述することができる者については、「講義目的及び到達目標」に記載する能力の到達度に応じた、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を授与する。
【成績評価の方法】最終レポート70%、コメントシートの提出30%を基準として、受講態度(積極的な質問、コメントシートの内容等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
・最終レポートについて:ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評する。
・コメントシートについて:次の講義内でどのような意見が出されたか、紹介・講評する。 履修上の注意・履修要件
・遅刻、欠席の場合は、必ず事前に(講義開始前までに)連絡すること。
・国政や人権保障に関する報道に日頃から触れておくこと。 実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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