教員名 : 山村 充
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授業科目名
地球環境問題の歴史
(英語名)
History of the Global Environmental Issues
科目区分
全学共通科目
−
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
IAHBE2GCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
山村 充
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
講義開始時間30分前から20分程度で対応する
連絡先
yamamura@shse.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
ー
全学DP
1-2◎
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
地球規模の環境問題の出現は、人間活動が増大して地球環境に影響を及ぼすようになった結果である。そこには環境問題の自然科学的側面と社会学的側面が関係している。本講義では、特に今日重要な問題である地球規模の環境問題を取り上げ、その自然科学的側面に加え、国際社会の環境問題に対する考え方の歴史的な変化、問題ごとに異なる国際社会の対応、その背景を論究する。 【達成目標】 1)地球規模の環境問題の現状と背景を述べること、2)地球環境問題の種類ごとに異なる原因とそれに応じた国際社会の取組の歴史を説明すること、3)地球規模の環境問題の解決策を提案すること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:地球環境問題に対する国際社会の対応
キーワード:地球環境、国際交渉、国際条約 講義内容・授業計画
【講義内容】本講義はオンライン授業である。講義では以下に示す授業計画に沿って、地球規模の環境問題について具体的事例やデータを交えながら、その環境問題の原因・背景、国際社会の対応の歴史と解決の方策を講述する。※
(授業計画) 1.ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する 2.地球環境問題の特徴(環境容量と人間活動の増大) 3.砂漠化問題(アフリカ・サヘルの大干ばつ) 4.砂漠化問題(土地利用の拡大と砂漠化問題の発生) 5.砂漠化問題(砂漠化問題の特徴と国際社会の対応) 6.酸性雨問題(石炭の大量消費による大気汚染と酸性雨) 7.酸性雨問題(酸性雨における湖沼の酸性化現象) 8.酸性雨問題(越境大気汚染防止に向けた国際交渉) 9.オゾン層の破壊(増大する宇宙利用計画) 10.オゾン層の破壊(CFCによるオゾン層の破壊) 11.オゾン層の破壊(オゾン層破壊物質の生産・消費の規制に向けた国際交渉) 12.地球温暖化問題(化石燃料の消費量の増大) 13.地球温暖化問題(地球温暖化の影響と対策) 14.地球温暖化問題(地球温暖化防止に向けた国際交渉) 15.まとめと評価 ※課題レポート作成に生成系AIを使用しないこと。生成系AIの使用が判明した場合は、単位を認定しない。 教科書
ユニバーサルパスポートの「授業資料管理」に講義資料を掲示する。
参考文献
参考文献として、環境問題の現状を総合的に解説した「環境白書」(環境省)を推薦する。インターネットから無償で閲覧・入手できるので、活用すること。(https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】講義資料、参考文献「環境白書」の該当箇所を事前に読み込み(15h)
【復習】課題・レポート作成(30h)、講義内容の理解を深め定着させるために講義資料、参考文献を読み直し(15h) アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
地球環境問題の原因と背景を説明し、国際社会の環境問題への対応の歴史を踏まえながら、論理的に解決策を提案することができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 毎回授業で指示する課題レポートを基準とし、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
課題レポートは、ユニバーサルパスポートを通じて別途指定する様式ファイル(マイクロソフト・ワード)またはそのPDFファイルを提出すること。提出された課題レポートを担当教員が評価し、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使ってコメントをフィードバークする。
履修上の注意・履修要件
・オンライン授業ではMicrosoft Teamsを使用する予定である。履修者は大学キャンパス、自宅等でオンライン授業を視聴出来る通信環境(PC・タブレット等の端末やWiFi環境)を整えること。なお、通信環境に不安がある場合は、履修登録前に環境人間学部学部学務課または情報教育担当教員に相談すること。
・授業で指示する課題レポートを提出することはもとより、「講義資料」を事前に読み込み、さらに「参考資料」の関連箇所を読むなど、十分な予習・復習をして講義に参加すること。 実践的教育
該当しない
備考
担当教員(兵庫県立大学名誉教授)の専門は環境政策である。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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