シラバス情報

授業科目名
基礎ゼミナール (K3)
(英語名)
Basic Seminar (K3)
科目区分
全学共通科目
対象学生
工学部
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
IATBK1GCA7
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
木村 真晃
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
授業終了後
連絡先
mkimura@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎/3〇
研究科DP
全学DP
4-2◎/3-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
大学での学修を始めるにあたって,現代社会におけるデータサイエンスに対する理解を深めると共に,PCを使った他人と自由に意思の疎通が行えるコミュニケーション能力を養うことを目的としている.理科系のコミュニケーション能力では,情報の収集技術の他,自分の考えや計画,成果を文書(報告書,論文など)にまとめる力やプレゼンテーション技術が特に重要視される.このような要請に応え,それらの方法論を学ぶと共にコース配属や将来の研究活動に必要な知識を修得していく.

【到達目標】
現代社会でのデータサイエンスの位置づけや応用事例を説明できる.また,理科系として必要な文章作成・プレゼンテーションが実践できる.
授業のサブタイトル・キーワード
【キーワード】データサイエンス,理科系の文章,数の表現,プレゼンテーション
講義内容・授業計画
【科目の位置づけ、教育内容・方法】
社会におけるデータサイエンスの位置づけや応用事例などについて概説した後,論理的で伝わる文章を書くテクニックについて講義していく.さらに,グラフや表による数の表現や図による意思の伝達方法に対する理解を深めるとともに,プレゼンテーション技術の修得を目指す.プレゼンテーションについては,与えられたテーマについて取り組んでもらう.

【授業計画】
1. 現代社会におけるデータサイエンス
2. 社会・工学分野におけるデータ・AI利活用領域
3. データ・AI利活用のための技術と応用事例
4. 理科系の文章Ⅰ(短文修正1)
5. 理科系の文章Ⅱ(文章の要約)
6. 数の表現方法Ⅰ,表の作成と計算
7. 数の表現方法Ⅱ,グラフの作成
8. 実験レポートの作成
9. 発表内容の検討,プレゼンテーションの準備Ⅰ
10. 効果的でわかりやすい図の作り方,プレゼンテーションの準備Ⅱ
11. プレゼンテーションの準備Ⅲ
12. プレゼンテーションの実施Ⅰ
13. プレゼンテーションの実施Ⅱ
14. プレゼンテーションの実施Ⅲ
15. 講評

⽣成系AIの利⽤:⽣成系AIの利⽤については教員の指⽰に従うこと.⽣成系AIによる出⼒結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない.⽣成系AIによる出⼒をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,⼜は認定を取り消すことがある.
教科書
適宜,プリントを配付する.
参考文献
天野明弘・太田勲・野津隆志編集(2008)『スタディ・スキル入門—大学でしっかりと学ぶために—』有斐閣
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】配布教材の指示された部分を事前読み込み,プレゼンテーションの準備
【復習】レポート作成,講義内容の理解を深め定着させるために教材の読み直し
アクティブ・ラーニングの内容
成績評価の基準・方法
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまでの成績を与える.
成績評価の内訳は,出席及び受講態度20点,レポート課題35点,プレゼンテーション45点とする.
課題・試験結果の開示方法
【レポート】必要であれば,コメントを付して返す予定である.
【プレゼンテーション】最終の講義時間に、各グループの全体的な講評を行う.

履修上の注意・履修要件
  • この講義では実習が重要な部分を占めるので,必ず毎回出席すること.出席が8割に満たない場合は単位を認定しない.また,全てのレポー卜提出があってはじめて成績を評価すため,全レポート提出が確認できないと成績評価できない場合がある.
  • やむを得ず欠席する場合には授業開始前までに連絡し,それが証明できる類の書類(例えば,診断書や病院の領収書)の原本を後日必ず提出のこと.ただし,これらがすべて揃っていても単位を取得できない場合がある.これらの詳細については,初回の授業時において説明する.
  • 各種課題に関し,内容の検討・プレゼンテーションスライドの準備・発表練習など講義時間外の作業も必要になる場合もある.

実践的教育
該当しない.
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。