シラバス情報

授業科目名
情報科学ⅡB
(英語名)
Information ScienceⅡB
科目区分
全学共通科目/教職課程科目
対象学生
理学部
学年
2年
ナンバリングコード
IASBA2GCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
緒方 英明
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
随時・研究棟301室
連絡先
ogata@sci.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
4-2◎/1-1〇/1-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/ー

講義目的・到達目標
[講義目的] 科学技術データを統計分析し、正しく理解するための力を養うことを目的に、計算機プログラミング言語の文法基礎を 学ぶ。また、生命科学関連データベースから求めるデータを正しく抽出して活用するための利用法を習得する。
[到達目標] 学部および大学院で行う実験・研究で得られるデータを解析するための初歩的なプログラムが作成できるようになる。 また、生命科学関連データベース上のデータを有効に利用できるようになる。
授業のサブタイトル・キーワード
[サブタイトル] Pythonプログラミングとバイオインフォマティクス入門
[キーワード] アルゴリズム、機械学習、バイオインフォマティクス
講義内容・授業計画
[講義内容] Pythonを用いてプログラムを作成するために必要な基本文法等を説明する。また、データを取り扱う上で必要な統計処 理方法や機械学習を説明する。さらに、生体高分子立体構造データベースの利用方法を説明する。

[授業計画]
(1) プログラミングの基礎知識 
(2) 式と演算,変数とデータ型 
(3) コレクション(リスト,ディクショナリ,タプル,セット) 
(4) 条件分岐と繰り返し
(5) 関数
(6) オブジェクト
(7) モジュール
(8) 外部ライブラリの利用1 (NumPy) 
(9) 外部ライブラリの利用2 (Pandas) 
(10) 計算結果の表示方法(Matplotlib)
(11) バイオインフォマティクスにおける統計の基礎 
(12) アミノ酸配列を用いたデータベース解析の基礎 
(13) タンパク質立体構造データベース利用の基礎
(14) 機械学習の基礎 
(15) 深層学習の基礎(ニューラルネットワーク) 

[パソコンの利用] 第1回にPythonのインストール方法の解説を行う。その後PCは毎回使用予定
[生成系AIの利用] 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
すっきりわかるPython入門(国本大悟、須藤秋良、株式会社フレアリンク、インプレス)
参考文献
Pythonゼロからはじめるプログラミング(三谷純、翔泳社)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
[予習] 講義資料の事前読み込み(30 h)
[復習] 講義内容の理解を深め定着させるために講義資料を読み直し、PCでプログラムなどを確認する(30 h)
アクティブ・ラーニングの内容
実施しない
成績評価の基準・方法
[成績評価の基準] Pythonの基本概念を理解しプログラミングができる者、また、バイオインフォマティクスのデータベースの活用ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点 以上)、A(80点以上~90点未満)、B(70点以上~80点未満)、C(60点以上~70点未満)による成績評価のうえ、単位を付与す る。
[成績評価の方法] 3回の30−45分の小テスト(50%)と3回の課題(50%)の内容を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
小テストや課題の結果については、原則次の講義でフィードバックする。
履修上の注意・履修要件
[パソコンの利用] 毎回使用予定であるので、プログラミングが可能なPC等を準備すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。