シラバス情報

授業科目名
教育方法・技術論
(英語名)
Educational Method and Teaching Skill
科目区分
全学共通科目/教職課程科目
-
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
2年
ナンバリングコード
IA9991TCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
岩本 剛
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
授業終了後、その教室で
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1〇/2-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/目標2:教え、寄り添う力/目標3:協働する力

講義目的・到達目標
【講義目的】
これからの時代に求められる児童・生徒の資質・能力を育成するためには教師力の向上が重要となる。本講義では、教育の方法及び技術、情報機器及び教材の活用に関して習得した基礎的な知識を説明し、身につけた技能を実演することを目的とする。
【到達目標】
1)児童・生徒の発達について習得した基礎的な知識を説明する。
2)教育現場における実際の教育内容を応用する。
3)身につけた実践的な技能を実演する。

授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:教育における実践的な資質・能力を身につけるための内容論及び方法論
キーワード:アクティブラーニング、主体的・対話的で深い学び
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、 教育方法及び教育技術における内容論と方法論について講義と演習を行う。内容論としては、これからの社会を担う子どもに求められる資質・能力を育成するために必要な教育方法の基礎的理論である主体的・対話的で深い学びについての理解を深める。方法論としては、グループワークや討論を組み込みながら実際に授業を行う上で必要な技能(学習指導案の作成・教材研究・授業づくり)の習得を目指す。内容論と方法論を通して主体的・対話的で深い学びの実現に向けて、 情報機器の基礎的な知識の獲得と効果的に活用する能力を身につける。 本講義は、 受講者の実践的な資質・能力の育成を重視して展開する。

第1回:児童・生徒の心身の発達と学習過程
第2回:教育方法の基礎理解(1)(知識・理解・思考)
第3回:教育方法の基礎理解(2)(アクティブラーニング)
第4回:教育方法及び技術(1)(教授—学習法)
第5回:教育方法及び技術(2)(情報機器の活用)
第6回:教育方法及び技術(3)(特別支援教育)
第7回:教育方法及び技術(4)(生徒指導・教育相談・キャリア教育)
第8回:教育方法及び技術(5)(道徳教育・総合的な学習の時間・特別活動)
第9回:教育方法及び技術(6)(各教科の指導方法:人権教育を中心に)
第10回:学習指導案の構成と基礎技術
第11回:授業分析と教育評価
第12回:学習指導案の作成(演習)
第13回:教材解釈と教材研究(演習)
第14回:授業づくり(1)(主体的・対話的で深い学びの実践)(演習)
第15回:授業づくり(2)(アクティブラーニングの実践) (演習)

【生成系AIの利用】
この授業においては生成AIの利用を予定していない。学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
教科書
使用しない。(授業中に適宜資料を配布する。)
参考文献
小学校学習指導要領、 中学校学習指導要領、 高等学校学習指導要領
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの事前読み込み(15h)、指導案作成及び教材研究と授業づくりの準備(20h)
【復習】レポート作成(10h)、講義内容の理解を深め定着させるための教材の読み直し及びリフレクションカード(15h)

アクティブ・ラーニングの内容
本講義のそれぞれの回においてグループワークまたは、討論を行う予定。また、指導案の作成、教材研究、授業づくりについては、グループでのプレゼンを行う予定。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
次の2点について、知識・理解、思考力、判断力、表現力等の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
1)教育方法及び教育技術における内容論と方法論についての理解。
2)指導案の作成、教材研究、授業づくり、模擬授業の実践。
【成績評価の方法】
最終課題レポート40%と毎回のリフレクションカード30%、 各回を通して討論への参加状況・授業への貢献度30%を総合して評価を行う。

課題・試験結果の開示方法
課題レポートは、コメントを付して返す。
リフレクションカードは、コメントを記入して返却する。優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
本授業計画は、 当シラバス作成時点のものである。 授業の内容は、 受講者の理解度等の状況に応じて進めていく。 したがって、各授業回と授業内容は変更することがある。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。