シラバス情報

授業科目名
減災復興政策論Ⅱ
(英語名)
Theory for Disaster Resilience and Governance Ⅱ
科目区分
共通科目   (基礎科目)
対象学生
減災復興政策研究科
学年
1年
ナンバリングコード
KDDMD5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
紅谷 昇平、青田 良介、浦川 豪、馬場 美智子、阪本 真由美、澤田 雅浩、永野 康行、谷口 博、平井 敬、松川 杏寧
所属
減災復興政策研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標11/目標16
オフィスアワー・場所
授業後、教室にて。その他を希望する学生は、メールで日時と場所を調整する。
連絡先
beni@drg.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
南海トラフを震源とする地震(南海トラフ地震)対策を中心としたテーマに関して、「災害科学」「減災コミュニケーション」「減災復興ガバナンス」という3領域における社会実践や、最先端の取り組みについて学ぶことで減災復興政策を鳥瞰的に理解することを目的とする。

【到達目的】
南海トラフ地震により想定される被害の様相を説明できることである。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:南海トラフ地震に備える
キーワード:南海トラフ地震、歴史地震、メカニズム、シミュレーション、事前復興、福祉、業務継続
講義内容・授業計画
【講義内容】
講義では、南海トラフを震源とする地震(南海トラフ地震)対策を中心としたテーマに、「災害科学」「減災コミュニケーション」「減災復興ガバナンス」という3領域における政策の適応や社会実践の取り組みについてオムニバス形式で学ぶ。

【授業計画】
  1. ガイダンス(担当教員)
  2. 歴史地震研究と過去の南海トラフ地震(平井敬)
  3. 南海トラフ地震の発生メカニズムと被害想定(平井敬)
  4. シミュレーションを活用した都市減災モデル(永野康行)
  5. 地震による複合災害(火災旋風)と気象(谷口博)
  6. 南海トラフ地震臨時情報と津波避難対策(阪本真由美)
  7. 広域災害を想定した福祉と防災の連携(松川杏寧)
  8. 災害時の保健医療福祉支援と要配慮者対応(松川杏寧)
  9. 災害対応における意思決定と意思決定支援(浦川豪)
  10. 災害リスクをふまえた土地利用(馬場美智子)
  11. 自治体による備えと対策(青田良介)
  12. 官民連携による備えと課題(青田良介)
  13. 復興まちづくりの教訓と事前復興まちづくりの取組(澤田雅浩)
  14. 産業被害と企業の業務継続(紅谷昇平)
  15. まとめと評価(担当教員)

【生成AIの利用について】
生成AIの利用については教員の指示に従うこと。研究の事前・事後学習や事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを利用しても良い。ただし、生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
適宜資料を配布する。
参考文献
講義で提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習】関連する文献の読み込み、資料の準備(30h)
【事後学習】レポートを作成することにより授業への理解を深める(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法

【成績評価の基準】

減災復興の基礎的な知識を理解するとともに、問題解決のための具体的方策を講述できる者については、到達度に基づきS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。


【成績評価の方法】

講義ごとのレポートと受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
各課題の解答については講義内でフィードバックする。
履修上の注意・履修要件

授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。