シラバス情報

授業科目名
基礎演習
(英語名)
Seminar I
科目区分
基本科目
対象学生
社会科学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
KCAMS5MCA3
単位数
4.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2025年度前期、2025年度後期
担当教員
増村 紀子
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
時間:授業終了後
場所:教室
連絡先
masumura@g3s.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇/3〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】この科目の目的は、「自ら課題を見つけ解決する能力」を涵養することである。いま少し具体的に言えば、論理的思考力と表現力を身につけることである。そのため少人数クラスにおいて、①課題の設定、②課題に基づいたレジュメの作成、③プレゼンテーションとディスカッションを繰り返すことを通じて、各自の能力を伸ばすことを目指す。
【到達目標】1)財務会計の基礎理論を習得すること、2)財務会計の課題を分析できるようになること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:財務諸表の数値が語るもの
キーワード:財務会計、財務諸表分析
講義内容・授業計画
  【講義内容】演習を通じて、「与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、複数の視点から注意深く、論理的に分析する態度および能力」を向上させることを目指す。ここで「論理的」であるとは、「語と語、句と句、文と文とが相互にもつ関係性を意識すること」であり、「思考力を論理的に表現する」ことが重要である。
 【授業計画】この科目は通年で30回の予定であるが、演習という性格のため、あらかじめ毎回の予定を立てることは難しい。また、たとえ可能であったとしても、講義とは異なり、予定通り進行することが必ずしも優先されるわけではない。そのため、演習におけるプレゼンテーションとディスカッションを通じて繰り返される思考のプロセスを示す。
 ①問題を定義する
 ②問題を分析する
 ③問題解決の基準を示す
 ④潜在的な解決を考える
 ⑤最善の(または満足できる)解決案を選び出す

生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。課題に基づいたレジュメ・レポートは、学生本人が作成することを前提として要るため、生成系AIのみを用いて作成することはできない。
教科書
桜井久勝『財務会計講義(第26版)』中央経済社、2025年3月。
参考文献
必要に応じてアドバイスするが、主体的には自身で探す。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】演習の進捗状況と各人の課題に合わせて、必要な基礎知識を確認すると同時に、必要な参考文献を事前に読む(計60h)。
【復習】新たに学習した内容については、自身で資料の収集や関連項目について読み直し、学習内容を広げる(計60h)。
アクティブ・ラーニングの内容
ディスカッションを通じて、学生が財務会計の課題について理解を深め、物事を論理的・多面的・客観的に捉えることができるようにする。


成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】演習への積極的な参加(40%)、レポートの提出(60%)を総合して評価する。演習への積極的な参加とは、演習中での質問や自身の意見等から演習に積極的に参加しているかどうかをみる。
課題・試験結果の開示方法
各回ごとに講評とアドバイスその他、追加説明をする。
履修上の注意・履修要件
随時、大学院終了後の進路を視野に入れた履修設計やキャリアプランの指導を行う。必要に応じて、個別指導を行うこともある。



実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。