![]() 教員名 : 上山 修一
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授業科目名
生産マネジメント
(英語名)
Production Management
科目区分
ー
発展科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCMMS5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
(Spring semester)
担当教員
上山 修一
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルにより問い合わせること
連絡先
初回授業で連絡する
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
2◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
生産マネジメントに関する問題を発見し、またその問題解決の方向性について、的確な指導・援助・アドバイスができる技能を修得する。 【到達目標】 1.工場診断の基本プロセス及び経営数値と現場での管理指標の関連性を理解し、QC手法による現状分析・問題発見のスキルを修得していること。 2.生産マネジメントを体系的に理解し、IE手法による現状分析・問題発見のスキルを修得していること 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:工場診断、品質管理、QC手法、IE手法、生産計画
講義内容・授業計画
【授業計画】
Ⅰ 工場診断の進め方、工場管理の進め方、QC的問題解決(6h) 1.生産管理の基本的な考え方 生産マネジメント(生産管理)の体系と、各領域の関係について講義する。 2.工業経営の着眼点と生産管理の基礎知識について 生産現場の現状と、生産効率改善の着眼点を見極める演習と討議をする。 3.品質管理手法 品質管理の重要性と、生産における品質管理機能、QC手法の解説のその利用法について講義する。 4.現状分析と問題解決(演習・討議) 生産現場において品質管理状態の優劣を見極めについて討議をする。 Ⅱ 生産マネジメント体系、現状分析の進め方(18h) 5.生産管理の歴史・IE手法 IE手法の原理解説およびIE手法の活用方法について講義する。 6.現状分析・問題解決(演習・討議) 生産現場における管理水準の判断について討議をする。 7.稼働分析・時間分析(演習・討議) 生産計画をもとに、作業現場の効率性の意義・管理ポイントについて討議する。 8.工程分析・運搬工程分析(演習・討議) 工程編成の特徴、手順計画に基づいた工程状態の管理ポイントを討議する。 9.動作分析・連合作業分析(演習・討議) 作業者・設備との関係における作業分割、作業者+設備との関係における効率性について討議する。 10.生産計画・生産統制(演習・討議) 経営計画と受注状況との関係、生産計画の変動要素、計画要素について討議する。 11.プラント・レイアウト、レイアウト改善・設備管理(演習・討議) 工場立地の重要性、レイアウト計画理論、レイアウト原則について討議する。 12.生産統制の考え方と手法(演習・討議) 工場管理における、進捗管理、現品管理、資料管理、標準時間管理について討議する。 13.トヨタ生産方式・ISO認証制度 ISO認証制度の意義と中小企業においての導入の意義について講義する。 14.工場現場におけるトヨタ生産方式の活用について(演習・討議) 中小企業においてのかんばん方式導入の意義等を解説、および、かんばん方式導入に関する事例で討議・演習。 15.原価管理・原価管理とIE、工場診断の概要 目標利益確保に向けた原価管理のありかた、付加価値創出にむけた原価管理の着眼点の解説。工業診断の進め方について解説。 16.評価(到達度の確認) 生産マネジメントの全体を網羅した事例問題にとりくみ生産マネジメント上の問題点探索力と解決策を表現できることを評価する。答案を添削し修得を確認できる ようにする。 生成系AIの使用について 課題の作成において、生成AIの利用は認めない。などと記載する。 教科書
講義で必要となる資料はその都度配付する
参考文献
授業中にその都度指示する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料の該当部分を事前に読み、設問を解く(30h)。
【復習】資料の該当部分を読み直し、設例の解答を確認する(30h)。 アクティブ・ラーニングの内容
討議を行う
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。 【成績評価の方法】 平常点(講義内演習参加の積極性・提出物):14%、最終総括 テスト:86%により評価する。 課題・試験結果の開示方法
小テストは次回の授業で行い、定期試験は学生の求めに応じて適宜行う。
履修上の注意・履修要件
本科目は中小企業診断士登録養成課程の履修者を対象とする。
実践的教育
該当しない。
備考
毎回、基礎知識の「スキル確認テスト」を実施する。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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