シラバス情報

授業科目名
経営組織
(英語名)
Business Organization
科目区分
基本科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCMMS5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
酒井 眞
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルにより問い合わせること


連絡先
初回授業で連絡する。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】人と組織に関する問題を発見し、その具体的方策について、的確な指導・援助・アドバイスができる技能を修得する。
【到達目標】
1.経営目的・経営目標の実現を図るため、組織の検証と戦略推進のための人材マネジメント・システムの再編・再構築を推進できる考え方を修得していること。
2.中小企業経営における人と組織の問題の特質を理解したうえで、戦略推進のための人材マネジメント・システムを再構築する考え方を修得していること。


授業のサブタイトル・キーワード
組織は戦略に従う、人的資源管理、組織デザイン、組織行動
講義内容・授業計画
【講義内容】
経営戦略、経営目標、経営課題解決の具現化を図るための組織構造、組織体制、組織文化等を検証し、最適な人材マネジメントの再編等に関する様々な理論および手法を解説し、必要に応じた演習を行う。
【授業計画】
Ⅰ 組織診断の進め方
1.経営戦略と組織、人事の関係性
戦略に従った人材像の設定、採用・配置、育成、評価とフィードバックの一連のプ ロセスについて講義する
2.「戦略と組織」に関する演習およびグループディスカッション
ケーススタディによる演習、グループディスカッション
3.組織文化と組織変革
組織文化に関する理解を深め,その浸透と変革について講義する
4.「組織変革」に関する演習およびグループディスカッション
ケーススタディによる演習、グループディスカッション
5.組織構造について
組織の分化と統合,調整システムが組織成員に与える影響について講義する
6.「組織開発」に関する演習およびグループディスカッション
ケーススタディによる演習、グループディスカッション
7.組織診断の進め方
組織の現状分析、問題点の抽出と課題設定、あるべき組織との現状のギャップ分
析を行い,組織風土の改善と改革案の立案について講義する
8.「組織診断」に関する演習およびグループディスカッション
ケーススタディによる演習、グループディスカッション

Ⅱ 人材マネジメント計画
9.人的資源管理(HRM)とは
戦略を立て、組織を作り、人を動かす基本プロセスと組織成員の育成や目標管理 による成長について講義する
10.「人的資源管理(戦略に適合)」に関する演習およびグループディスカッション
ケーススタディによる演習、グループディスカッション
11.トータル人事システムの必要性
経営環境の変化への適応、人事上の課題を踏まえ、評価制度、報酬制度、職能開
発制度等の設計と効果的な運用について講義する
12.「人事システム」に関する演習およびグループディスカッション 
ケーススタディによる演習、グループディスカッション
13.モチベーションと心理的安全性
従業員のモチベーションにつながる技法やプログラムと労働環境改善への「心理
的安全性」について講義する
14.「労働環境整備」に関わる演習およびグループディスカッション
ケーススタディによる演習、グループディスカッション
15.総合演習およびグループディスカッション
ケーススタディによる演習、グループディスカッション
16.総合演習およびグループディスカッション、総括的講義
ケーススタディによる演習、グループディスカッション,総括を行う

生成系AIの使用について
レポートの作成において、生成AIの利用は認めない。


教科書
特に指定しない。講義で必要となる資料はその都度配付する
参考文献
スティーブン P.ロビンス(2009)『組織行動のマネジメント』ダイヤモンド社。
沼上 幹(2004)『組織デザイン』日経文庫


事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト(またはレジュメ)の該当部分を事前に読み、設問を解く(30h)。
【復習】テキストの該当部分を読み直し、設例の解答を確認する(30h)。


アクティブ・ラーニングの内容
ケーススタディによる演習、学生同士のディスカッション等を行う
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】
平常点(授業への貢献、レポート)60%およびプレゼンテーシ ョン40%を総合して評価する。


課題・試験結果の開示方法
課題は原則として次回の授業で解説する。定期試験は学生の求めに応じて適宜行う。


履修上の注意・履修要件
本科目は中小企業診断士登録養成課程の履修者を対象とする。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。