シラバス情報

授業科目名
特別研究Ⅰ (創業・スタートアップ支援)
(英語名)
Special Topics1 (創業・スタートアップ支援)
科目区分
発展科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期、2025年度後期
(Spring semester)
担当教員
志水 功行
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルにより問い合わせること
連絡先
初回授業で連絡する

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
創業・ベンチャー企業のビジネスモデル構築支援、中小企業の国際化について理解し、総合的かつ実践的な指導・支援・アドバイスできる技能を修得する。
【到達目標】
1.創業・ベンチャー企業におけるビジネスモデルの構築、また経営資源の確保・充実に関する成功要因を的確に理解し、創業・ベンチャー支援のポイントを説明できること。
2.創業・ベンチャーに関し、窓口相談等、簡易的な助言を実施する際、相談者の自律化を重視して、経営課題発見・解決のための的確な助言ができる。
3.海外進出、撤退の局面に置かれた企業の経営戦略について指導・支援・アドバイスできる。


授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:創業・ベンチャー支援 ビジネスモデル構築 国際化
講義内容・授業計画
【講義内容】
創業・ベンチャー企業のビジネスモデル構築支援、中小企業の国際化について事例も踏まえて講義とグループ演習により学ぶ。

【授業計画】 
Ⅰ 創業・ベンチャービジネスモデル構築支援
1.ビジネスモデルの構築
ビジネスモデルの概要及び各要素を講義する。
2.ビジネスモデルについての演習
成功している中小企業のビジネスモデルについてグループ討議し発表する。
3.経営資源に合わせたマーケットリサーチと顧客検証
ビジネスモデルに合わせたターゲットの選定及びターゲットに合わせたプロモーション方法を講義する。
4.創業時のプロモーションについての演習
限られた経営資源をどのように活かし、最大限の効果を得るためのプロモーション
方法の事例からグループ討議し発表する。

Ⅱ 創業・ベンチャー助言能力育成
5.支援時におけるヒアリングから導き出すビジネスモデル構築方法
創業・ベンチャー支援時におけるビジネスモデルを導き出すための考え方や課題
の発見方法について講義する。
6.事例を使った支援演習
創業・ベンチャー事象者のヒアリング内容からビジネスモデルの構築と課題抽出を
グループ討議し発表する。
7.支援時におけるヒアリングから導き出すSWOT分析とターゲティング
創創業・ベンチャー支援時におけるビジネスモデルを分析し、ターゲティングを明
確にしていく重要性を講義する。
8.事例を使った支援演習
創業・ベンチャー事象者のヒアリング内容から、強みを活かせるターゲットの選定 についてグループ討議し発表する。
9.支援時におけるヒアリングから導き出す販売促進計画及び資金繰り計画
創業・ベンチャー支援時におけるSWOT分析・ターゲットから、経営資源に合わせ
た販売促進計画・資金計画の考え方を講義する。
10.事例を使った支援演習 創業・ベンチャー事象者のヒアリング内容から販売促進計画・資金計画をグループ討議し発表する。
11.支援時における助言方法 実際にあった創業・ベンチャーの事例に基づき、事業者に対しての助言方法について講義する。
12.事例を使った支援演習 創業・ベンチャー事象者の事例を基に、どのような支援ストーリーを組み立てアド バイスを実施していくかをグループ討議し発表する。

Ⅲ 国際化
13.中小企業の海外展開についての海外取引の仕組みとトラブルについて
中小企業の海外展開についての海外取引の仕組みを理解し、貿易時のトラブルが 起こりやすい事象などを理解する。
14.海外取引についての演習
海外取引されている日本製品の事例をグループ討議、発表する
15.中小企業の海外展開についての海外取引の展開の手法について
中小企業の海外展開についての海外取引のプロモーション方法について理解する。
16.海外取引についての事例演習
海外取引を行っている日本製品の事例をグループ討議、発表。

生成系AIの使用について
課題やレポートの作成において、生成AIの利用は認めない。

教科書
授業中に適宜指示する
参考文献
中小企業基盤整備機構『小規模事業者の事業計画づくり・サポートブック』(HPより)
日本貿易振興機構『ジェトロ貿易ハンドブック2025』 (オンデマンド)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料の該当部分を事前に読み、設問を解く(30h)。
【復習】資料の該当部分を読み直し、設例の解答を確認する(30h)。


アクティブ・ラーニングの内容
グループワークを取り入れる、学生同士のディスカッションを行う
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】
平常点(ディスカッションへの参加、プレゼンテーションの内容・貢献度、レポート等:40%)及び期末試験(60%)により評価する。


課題・試験結果の開示方法
課題は次回の授業で行い、定期試験は学生の求めに応じて適宜行う。
履修上の注意・履修要件
本科目は中小企業診断士登録養成課程の履修者を対象とする。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。