![]() 教員名 : 生命保険協会
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授業科目名
経済学特殊講義(B) 社会人の基礎力を養うための生命保険実学
(英語名)
Special Topics 社会人の基礎力を養うための生命保険実学
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
担当教員
生命保険協会
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1/目標4
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/4〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
〇講義目的
人生は思い通りにいくことばかりではありません。皆さん自身だけではなく、皆さんのご家族においても予期しないことが起こるかもしれません。 本講義では、人生における様々なリスクに備える手段の一つとして「生命保険の意義・役割・基本的なしくみについて理解を深め、説明できる」ことを目的としています。それらを身に付けることを通じて、皆さんがよりよい人生を歩んでいただく一助となれば幸いです。 現役の実務家による経験談・最新情報も交えた講義を通じて、生命保険に関して理論・実践の両面で理解を深めるとともに、社会に出た際に役立つであろう知識や考え方など社会人としての基礎力を身に付けていただくことも企図しています。 皆さん一人ひとりの人生設計を考えていただきながら、公的保障(社会保障制度)について概観し、そのうえで広く生命保険の実学を学んでいただきます。併せて、生活設計力、生活上のリスク管理能力を研鑽していただきます。 〇到達目標 1)社会保障制度の概要と保障内容を理解し、説明する事が出来る。 2)生命保険の意義・役割と基本的な仕組を理解し、説明する事が出来る。 3)人生における諸リスクを把握し、生命保険を活用した人生設計を行う。 授業のサブタイトル・キーワード
〇授業のサブタイトル
社会人の基礎力を養う 〇授業のキーワード 社会保障制度と生命保険(公助と自助)、人生設計とリスク管理 講義内容・授業計画
〇講義内容
本講義では最初に、学生一人ひとりの人生設計を考えてもらう。次に公的保障(社会保障制度)について概観し、そのうえで、生命保険の商品内容から事業概要、業務内容、今後の課題点に至るまで、広く生命保険の実学を学んでもらう。そして「時事ネタ」なども織り交ぜた講義により、職業観や社会人の基礎力が養える講義スタイルとする。 〇授業計画 当授業は、豊富な経験を有する社会人による実践的教育に該当する。 1.オリエンテーション/生命保険総論 →本講義の目的、到達目標や概要、生命保険の基本的な機能 2.人生設計とリスク管理 →一人ひとりの人生設計とリスク管理の必要性【ゲスト講師の予定】 3.生命保険の種類①(医療保障)→公的医療保障制度(健康保険)と民間の医療保険 4.生命保険の種類②(死亡保障)→公的遺族保障制度と民間の生命保険 5.生命保険の種類③(個人年金・介護保障)→公的年金・介護保険と民間の個人年金・介護保険 6.生命保険契約のしくみ →契約の性質、危険選択、約款、契約書類、保険証券、保険金・給付金 7.生命保険契約と税金 →生命保険に関連する税金の取扱、所得税・相続税・贈与税 8.生命保険と資産運用 →生命保険会社の資産運用 【ゲスト講師の予定】 9.生命保険の意識調査/【前半総括】 →生命保険文化センターによる全国調査、前半講義の総括 10.生命保険業界の顧客対応と苦情・紛争の解決 →多様化する顧客ニーズへの対応、裁判外紛争手続【ADR】 【ゲスト講師の予定】 11.生命保険会社の業務 →生命保険会社の組織・業務内容・職場環境など 12.生命保険商品の動向 →生命保険事業と保険商品の変遷、近年における保険商品の動向 13.生命保険会社の災害対応 →東日本大震災等の災害時の対応、気候変動の対応 14.生命保険の隣接業界 →損害保険業界など 【ゲスト講師の予定】 15.生命保険の設計/【全体総括】 →生命保険の基本プランニング、講義全体の総括(到達度確認) 16.定期試験 ※講義の順番について、学生の理解度や講師の都合により、入れ替える事があります。 ※パソコンの利用:毎回使用予定 ※【生成AIを利用する授業について記載】生成系AIの利用: この授業においては、生成AIの利用について制限を設けない。 教科書
参考文献
図説 生命保険ビジネス(金融財政事情研究会)
ライフプラン情報ブック(生命保険文化センター) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】オンデマンド教材を事前読み込み(30h)
【復習】講義内容の理解を深めるため、オンデマンド教材の読み直し(30h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義を理解できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 15回の小テスト&アンケート(感想・意見)30%、定期試験70%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 但し、5回以上欠席(5回以上小テスト&アンケート未提出)の者は単位を与えない。 課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則、次回の講義内で解説する。
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に、試験結果を記載する。 履修上の注意・履修要件
・毎回講義に出席して学習するとともに、講義テーマの予習、講義教材の復習を行う事。
実践的教育
生命保険会社や同業界団体で豊富な実務経験を有する教員が、その経験を活かしながら、理論と実践の学習を組み合わせた生命保険実学を講義します。そして社会人の基礎力を身に付けていただくことも企図しています。生命保険を活用した人生設計を行えるレベルまで指導・教育します。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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