シラバス情報

授業科目名
財政学Ⅱ (国際商経・専門科目)
(英語名)
Public Finance II (J) (国際商経・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部/経済学部/経営学部
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCCBK1MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
(Fall semester)
担当教員
金 栄録
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標5/目標10/目標16/目標17
オフィスアワー・場所
火曜日12:00~13:00
研究棟2 419
連絡先

k919y023@guh.u-hyogo.ac.jp 

kim@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
財政とは、政府の経済活動を意味する。政府は道路や公園、学校教育、さらに医療 や年金といった社会保障など、さまざまなサービスを提供する一方で、国民から税金 や社会保険料などの資金を徴収している。この授業では、財政政策に関する様々なトピックを扱う。財政の制度や仕組み、問題を理解し、様々な面を考慮した独自の見解を持つことを目指す。

【到達目標】
本講義の到達目標は、1)財政の現状や問題を自分の視点から説明できること、2)財政政策の実証的分析のための基礎を得ることができるようになることである。

授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
財政学の内容は、財政政策問題を分析するための経済学的アプローチを理解し、本講義では、前者の財政の制度を中心に解説します。
後者の財政の理論については、「財政学II」で解説します。


【授業計画】
「財政学I」のショットペーパーを基づいて、本格的に学術論文を作成する。
学生さんの関心があるテーマによって、明石市と連携して、実際に政策まで繋がるEBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。 証拠に基づく政策立案)を提案する。

1. テーマの選定(ショットペーパーのレビュー)
2. 租税の制度 
3. 租税の理論 
4. 財政政策の効果
5. EBPM(証拠に基づく政策立案)の紹介
6.「持続可能な開発目標」を達成するための政策
7. 所得不平等問題 
8. Tax morale (=納税意欲) 
9. 財政の将来 
10.最新の論文の紹介
11. 最終レポートの中間確認
12. ディスカッションとプレゼンテーション (1)
13. ディスカッションとプレゼンテーション (2)
14. ディスカッションとプレゼンテーション (3)
15.まとめと評価 (到達度の確認)
教科書
使用しません。教材のプリントを配布します。
参考文献
Public Finance and Public Policy, 7th Edition / J. Gruber : Worth Pub , 2022 ,ISBN-10: 1-319-28110-9
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】 配布教材を事前に読んでおくこと(毎回1時間程度)
【復習】 講義内容の理解を深め定着させるために、配布教材の読み直しや参考文献の熟読、演習問題への取り組み(毎回3時間)
アクティブ・ラーニングの内容
授業中に質問するので、積極的に回答・発言する。これらは授業への参加姿勢として成績評価の対象とする。
グループディスカッション有り。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
財政の制度、現状や問題を理解している者には、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じて、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上 )による成績評価の上、単位を付与します。

【成績評価の方法】 
・ 課題 : 30  点
・ プレゼンテーション : 20 点 
・ 最終レポート : 25点
・ 最終試験 : 25点

課題・試験結果の開示方法
授業後に講評を掲載する。
履修上の注意・履修要件
学生は積極的にディスカッションに参加することが求められる。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。