![]() 教員名 : 土方 嘉徳
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授業科目名
確率・統計 (社会情報・専門科目)
(英語名)
Probability and Statistics (社会情報・専門科目)
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
−
対象学生
社会情報科学部
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCJBS1MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
(Fall semester)
担当教員
土方 嘉徳
所属
社会情報科学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
講義後に教室、または火曜日5限 教員研究室
連絡先
contact [at] soc−research.org (一部、全角文字を含みます。半角に直して送ってください)
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
講義目的:
記述統計における要約手法、統計学の基礎となる確率変数や確率分布、推測統計における統計的推定や仮説検定(標本分布を含む)、および相関分析の知識を学ぶ。 到達目標: ・記述統計に関するデータの要約を行える ・確率の計算ができる ・確率分布の計算ができる ・標本分布の計算ができる ・母数(母比率と母平均)の区間推定ができる ・母数(母比率と母平均)の統計的仮説検定ができる ・相関分析を行うことができる 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
Ⅰ講義内容
記述統計学に必要な要約手法について説明する。次に確率や確率分布の基礎について説明する。続いて、観測データから母集団の性質を推測するための代表的な方法論である推定と検定について説明する。最初に推定と検定の学習に必要な、標本分布の考え方について説明する。推定では、点推定と区間推定の考え方を理解し、推定を行う具体的な方法を学ぶ。検定では、統計的仮説検定の考え方を理解し、検定を行う具体的な手順を学ぶ。最後に、2変数の間の関係について明らかにする相関分析について説明する。授業は、講義と演習で構成され、演習にて達成目標が達成できるようにスキルを身に着ける。 Ⅱ授業計画 (各トピックは進行の目安であり多少の前後や他の話題の講義がある。) 第1章:平均・分散・度数分布 1. 尺度水準と代表値 2. 分散と標準化 第2章:事象と確率 3. 順列・組み合わせ・事象・確率 4. ベイズの定理 第3章:確率変数と確率分布 5. 確率変数の期待値と分散 6. 二項分布・ポアソン分布・一様分布・指数分布 7. 正規分布 第4章:標本分布 8. 母集団と標本分布 9. t分布とカイ二乗分布 第5章:推定 10. 比率・母平均・母分散の推定 第6章:検定 11. 検定の手順と比率の検定 12. 平均値・比率の差・平均値の差の検定 第7章:相関分析 13. 相関係数とクラメールの連関係数 14. 無相関検定とカイ二乗検定・残差分析 15. まとめと発展的話題 定期試験 教科書
講義資料と演習資料をユニバーサルパスポートにて提供する。
参考文献
宮川公男:基本統計学 第4版,有斐閣 (1977)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
授業の予習 (10h), 授業の復習 (15h), 演習課題 (15h), 試験勉強 (20h)
アクティブ・ラーニングの内容
授業中に出される演習について学生が主体的に取り組む。演習中は、周りの学生との議論を許すことで、解法やその理論的背景について教えあうことで理解を深める。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準:
到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上), A(80 点以上), B(70 点以上), C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 成績評価の方法: 定期試験100% 課題・試験結果の開示方法
定期試験の結果は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。
履修上の注意・履修要件
・演習中に、教員により巡回と個別指導を行うため、教室の前方に着席すること。原則、指定範囲以外への着席(すなわち後方への着席)は、認めない。
・授業中の私語は慎むこと。私語が収まらない限り講義は開始しない。また、注意しても聞かない場合は、教室からの退出を命ずる。 ・授業で学ぶすべての内容が、積み上げ式の学習科目になる。すなわち、ある週で学んだ内容を理解しないまま、次の週に進んだ場合、その週の内容を理解することができず、結果として以降の授業の内容をすべて理解できなくなる。ある週で学んだ内容は、必ずその週のうちに理解しておくこと。出席と欠席を繰り返すような受講は認めない。 ・講義資料はユニバーサルパスポートにて配布される。事前に、紙に印刷してくるか、タブレットやノートパソコンにダウンロードしてくること。 ・演習資料はユニバーサルパスポートにて配布するとともに、紙に印刷したものも配布する。演習は、手を動かして取り組むこと。 ・演習の解答は、その略解をユニバーサルパスポートにて配布する。各自で答え合わせをすること。 実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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