![]() 教員名 : 相河 聡
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授業科目名
情報理論
(英語名)
Information Theory
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBK2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
担当教員
相河 聡
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
火曜10:40〜12:10・書写B620研究室
連絡先
aikawa@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4◎/5◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
講義目的
現代社会では通信による情報伝達が社会を支える基盤技術となっている。この技術の基礎理論として符号の基礎を系統的に学習する。 1.情報量の意味を理解し、これを数値化する手法と、情報を効率よく伝達するための情報源符号化を学習する。 2.通信路で情報に付加される雑音による誤りに対して検出、訂正するための通信路符号化法として誤り訂正・検出符号を学習する。 到達目標 情報量(自己情報量、平均情報量、相互情報量、記憶のある情報源の情報量)を数値化できる。 情報を効率よく符号化できる。 情報を誤り訂正符号化できる。 受信符号を誤り訂正復号化できる。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容
情報源の符号化手法、および誤り訂正手法は通信技術とともに近年著しく進歩しており、伝達される情報の信頼性を増している。本講義で、情報源の符号化、誤り検出・訂正の基礎を系統的に学習する。まず、情報を伝達することの意味、情報量の数値化などからはじめ、符号の条件、誤り検出・訂正の原理や手法を学ぶ。 授業計画 01.情報理論の工学的意味 02.自己情報量とエントロピー 03.通信路のモデル化 04.相互情報量 05.記憶のある情報源 06.情報源符号化 07.中間まとめ 08.符号語と誤り検出・訂正 09.ハミング距離と誤り検出・訂正能力 10.ハミング符号とシンドローム 11.線形性とベクトル・行列表現 12.巡回性と多項式表現 13.巡回符号の復号と生成多項式の根 14.各種誤り制御と実現回路 15.畳み込み符号 レポート、課題については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AI のみを用いて作成することはできません。 教科書
情報理論 森北出版 相河聡著
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して教科書の指示する章を事前読み込み(20h)
【復習】レポート作成(5回、20h)、講義内容の理解を深め定着させるために教科書を読み直し(20h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
中間試験(50%)、期末試験(50%)の結果を総合して評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題や試験についてその解答などをフィードバックする.
履修上の注意・履修要件
演習問題を自発的に行うこと。
実践的教育
該当しない
備考
自然科学に基づいた専門分野の基礎力
電気、電子、情報分野の広い知識と特化した分野の知識 多種多様な分野に対応できる能力 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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