![]() 教員名 : 日浦 慎作
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授業科目名
電気電子工学概論
(英語名)
Introduction to Electrical and Electronic Engineering
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
-
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBO2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
日浦 慎作
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・6203室
連絡先
hiura@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
【講義目的】
科学技術の急速な進歩にともない、 電気電子工学は電気系の専門分野のみならず幅広い工学の分野において必要不可欠となっている。すなわち、様々な工学技術を学ぶ上で、 電気電子工学に関する基礎の理解は極めて重要である。本講義では、 初めて電気系の学問に接する学生を対象として電気磁気現象の物理的な解釈を基本として、 電気電子工学の基礎が理解できるように養成する。特に、 電気回路現象が起こる物理的機構を解説し、 基本となる電気回路、 電子回路を理解取得するとともに、 種々の電子素子及び電気電子応用技術、情報処理技術についても学習する。 【到達目標】 1) 電場・磁場、直流・交流電気回路についての基本的事項を理解し、電界、電位や電圧、電流に関する問題を解くことができる。 2)種々の電気回路・電子回路素子の動作原理を学習し、実際にどのように使われているかを説明することができる。 3)電子回路によりアナログの信号処理と、デジタルの情報処理の双方がどのように行われているかを説明することができる。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】本科目は、まず電磁気学や直流・交流電気回路について、基本法則とその使い方、さらに基本法則から導かれる諸公式、諸定理の使い方を習得する。次に電子材料や物性、それを用いた半導体デバイス、電子回路について習得する。さらに、それらを用いた情報通信機器、コンピュータとネットワークシステム、電気電子計測を学ぶ。
【授業計画】 1. 基礎電磁気学1 2. 基礎電磁気学2 3. 電気回路1(直流回路) 4. 電気回路2(交流回路) 5. 電気回路3(交流回路の計算) 6. 電子材料と物性・半導体プロセス 7. 電子回路1:トランジスタ 8. 電子回路2:アナログ集積回路 9. 有線・無線通信 10. 論理回路 11. コンピュータ 12. デジタル通信・ネットワーク 13. 電気機器と電力システム 14. 電気・電子計測、センサ 15. マルチメディア・画像処理 定期試験 この科目は教職課程(高一種免 工業)の必修科目である。 教科書
資料配付
参考文献
「電気電子工学通論」 乾昭文/山本充義/川口芳弘/大地昭生 共著 (実教出版)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して配布するテキストの事前読み込み(2h x 15 = 30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキストの読み直し(15h)、小テストの確認(15h) アクティブ・ラーニングの内容
講義中にオンラインでの小テストを行い、学生の回答をフィードバックしながら解説を行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
電磁気、電気回路の基本法則や、電気・電子応用機器の原理や応用例を習得し、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与する。 【成績評価の方法】 小テスト・受講態度による評価(30%)、定期試験(70%)で総合評価する。 課題・試験結果の開示方法
小テストや演習問題は原則として演習時間内に解説する。ユニバーサルパスポートを使用する場合もある。定期試験は、全体的な講評を、ユニバーサルパスポートを使って示す。
履修上の注意・履修要件
病気等で授業を欠席する場合、診断書(原本、コピー可)、病院の領収書等を提出すること。
課題やレポートの作成に際して生成系AIを使用しないこと。 実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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