![]() 教員名 : 佐々木 拓生
|
授業科目名
放射光表面界面構造論
(英語名)
Surface/Interface with SynchrotronRadiation
科目区分
ー
選択科目
対象学生
物質理学研究科/理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSMM5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
(Fall semester)
担当教員
佐々木 拓生
所属
非常勤講師 授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎/4〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
表面界面に特有なX線の回折・散乱現象について学び、表面界面の原子配列の決定・構造の乱れの評価・ナノ構造の解析などにどのように応用されるかを理解する。表面界面構造関連の原著論文と学部で履修した科目の間をつなぐ基礎的な知識を習得することを目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
X線、放射光、半導体、表面界面、ナノ構造
講義内容・授業計画
原子散乱因子や結晶構造因子などX線回折の基礎、X線の屈折・全反射などX線と物質との相互作用の基礎を概観した上で、表面界面におけるX線の回折・散乱現象とその応用を解説する。授業内容(予定)は下記の通りである。
【基礎編】 1回−4回 X線回折の基礎(X線の基本的性質、結晶の幾何学、原子および結晶による回折) 5回−7回 表面界面のある結晶からの回折(Crystal Truncation Rod散乱) 8回−9回 X線反射率法、多重散乱を考慮した回折理論 【実用編】 10回−12回 表面界面構造解析の実例(測定装置、データ解析、結晶成長) 13回−15回 表面界面構造解析の最新トピック(コヒーレントX線、表面ダイナミクス) ※パソコンの利用:授業の進捗に応じてノートPCを用いたシミュレーション実習を行う予定。ノートPCが必要な時は教員が別途指示する。 ※生成系 AI の利用: 生成系 AI の利用については教員の指示に従うこと。生成系 AI による 出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系 AI に よる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又 は認定を取り消すことがある。 教科書
特に指定しない。必要な資料は適宜配布・紹介する。 参考文献
X線物理学の基礎 (KS物理専門書)事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストを事前読み込み(30分、14回)
【復習】課題、レポート作成(15時間)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト、教材を読み直し(30分、15回) アクティブ・ラーニングの内容
講義だけでなくノートPC(各自持参)を用いたシミュレーション実習を行う予定
また、希望者があれば講義内容に関連するSPring-8の施設見学を行う予定 成績評価の基準・方法
成績評価の基準:表面界面に特有なX線回折・散乱現象を理解する者に単位を授与する。理解の到達度に応じて秀から可まで成績を与える。 課題・試験結果の開示方法
提出されたレポートについて、教員が評価し、コメントをフィードバックする。
履修上の注意・履修要件
《新型コロナウィルス感染症に伴う特例措置に基づく遠隔授業》
当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、履修者人数によっては新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオンラインで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を実施する方法とする場合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定・連絡します。 実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|