![]() 教員名 : 竹下 浩平
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授業科目名
放射光構造生命化学
(英語名)
放射光構造生命化学
科目区分
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生命科学専攻・細胞機能解析学・選択科目
対象学生
理学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HSSML5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
担当教員
竹下 浩平
所属
非常勤講師授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標12
オフィスアワー・場所
授業終了後15分・講義室
連絡先
kohei.takeshita@riken.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
1◎/6〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】 近年、広く生命科学研究に重要な位置を占めるタンパク質の立体構造解明と構造生物化学について、構造解析試料の調製法、試料評価法の基礎知識の習得から、放射光ビームライン等で決定されたタンパク質のX線結晶構造と生体内での化学反応を関係付け、それらを説明できることを目的とする。
【到達目標】 生命化学分野における構造解析研究に必要なタンパク質試料の調製法や評価法を挙げ、構造生物化学的な視点を持って自身の大学院での研究に適用・応用できること。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:タンパク質科学、構造生物学
講義内容・授業計画
【講義内容】生体内で機能するタンパク質の原子レベルでの立体構造は、生命科学機能の理解には不可欠である。現在、このようなタンパク質立体構造解析を行うためには、構造解析試料の調製が必須であり、さらに立体構造から分子機能を読み解くことが重要である。本講義では、タンパク質科学の基礎から、タンパク質試料の調製法、さらに調製されたタンパク質が構造解析に耐えうる試料であるかの評価法を解説しながら、タンパク質の構造解析の実例を交え、最新の放射光構造生命化学について解説する。
【授業計画】授業は集中講義として開講 1.タンパク質科学(タンパク質科学の基礎) 2.タンパク質調製法(タンパク質の調製法) 3.構造解析可能なタンパク質試料(純度, 分散性, 熱安定性) 4.構造生命化学研究の例(生体膜分子の構造解析例) 5.構造生命化学研究の課題と将来 *⽣成系AIの利⽤については教員の指⽰に従うこと。⽣成系AIによる出⼒結果をそのままショートプレゼンテーションに利⽤してはいけない。⽣成系AIによる出⼒をそのまま利⽤したことが判明した場合は単位を認定しない、⼜は認定を取り消すことがある。 教科書
適宜、資料をユニバーサルパスポートを通じて配布する。
参考文献
Essentialタンパク質科学 (南江堂), Essential細胞生物学 (南江堂)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事前配布の講義資料を予習すること(30h)
【復習】講義終了後は疑問点等の確認を事後学習として行い、必要に応じて担当教官に確認すること。(30h) アクティブ・ラーニングの内容
講義計画5において、受講学生によるショートプレゼンテーションおよび全体でのディスカッションを実施(各自PCを使用)。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】 講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】 ショートプレゼンテーション、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
随時コメントしてディスカッションする。
履修上の注意・履修要件
生化学および構造生物学の基本項目を学習していることが望ましい。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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