![]() 教員名 : 八田 公平
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授業科目名
分子情報生理学
(英語名)
Molecular Neurophysiology
科目区分
ー
生命科学専攻・細胞機能解析学・選択科目
対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSML5MCA7
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2025年度前期
担当教員
八田 公平
所属
理学研究科 生命理学専攻
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
研究棟516室
随時 連絡先
khatta@sci.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎/6◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/目標2:教え、寄り添う力/目標3:協働する力
講義目的・到達目標
講義目的 英文あるいは日本語のテキストを講読し、脳の発生と機能について、分子、生理、形態、行動などの観点から学習し、現代神経生物学の考え方を理解する。
到達目標 脳神経科学に関する最新の文献を読み解くことができる。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード: チャネル、神経回路、シナプス、感覚、脳の地図、行動、情動、疾患
講義内容・授業計画
講義内容
カンデル神経科学(日本語訳)から、興味に合わせて、いくつかの章を選び、図版を中心に学生が発表を行い、わかりにくいところなどについて、質問、議論したり、講師が解説することによって理解を深める。 授業計画 第1回 以下のような内容の中から、担当する章を選び、発表のスケジュールを決める。 概論 脳と行動 遺伝子と行動 神経細胞・神経回路と行動 神経回路と行動をつなぐ神経解剖学的基盤 行動を司る神経回路の計算論的基盤 イメージングと行動 神経系の細胞生物学と分子生物学 神経系の細胞 イオンチャンネル シナプス伝達 知覚 運動 情動、動機付け、ホメオスタシスの生物学 神経発生と行動の発現 学習、記憶、言語、認知 神経系の疾患 第2回〜第15回 担当者は、図を中心に内容の紹介を行う。それについて、議論や解説を行う。 [生成系AIの利用] 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
必要に応じて、プリントを配布する。
参考文献
カンデル神経科学 日本語第2版(原著第6版の訳)2022年 メディカル・サイエンス・インターナショナル
図書室あるいは研究室にあり。 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習:教科書のうち、授業で扱う章の読み込み。発表の準備。(30h)
事後学習:新たに興味を持った章を読むなどの発展学習。(30h) アクティブ・ラーニングの内容
脳神経科学分野の教科書の中から、自分が興味のある章を選び、(場合によっては他の学生と協力しつつ)わかりやすくプレゼンし、難しいところは質問する。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準:講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法:発表内容(難しい部分を良く理解し、わかりやすく説明するなど)で評価するが、受講姿勢(積極的な質疑応答ができたか)を考慮する。 課題・試験結果の開示方法
発表内容について授業中にコメントする。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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