シラバス情報

授業科目名
心理学 (B)
(英語名)
Psychology (B)
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
神田 有里子
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
講義終了後・教室にて
連絡先
クラスプロファイル「授業Q&A」

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
「心」の学問に触れることで自己、他者の理解を深めていきたい。「心」に対して科学・人文の両側面からアプローチする。実験や観察といった形で可能な限り客観的な手法を用いて「心」を理解しようと目指す一方で、日常的な生活の営みにより見出される人文学的視点からの理解も目指す。本講義を通して心理学各領域での学問的基礎に触れ、「心」の多面的視座を養うことを目的とする。|本講義の到達目標は、学生が心理学の歴史的背景と心理学の主要な領域における基礎理論を学ぶ中で「心」についての学問的視点を養い、客観的・多面的な捉え方を習得し口頭及び文章で説明できことである。
授業のサブタイトル・キーワード
アクティビティ及びロールプレイを用いた体験的アプローチ
講義内容・授業計画
講義内容・授業計画
《講義内容》|「心」をどのように捉えるのか。本講義は、主流となる8領域の基礎理論に触れる中で〈人の心をどのようにとらえるのか〉についての視点を習得することを目指す。講義は、テキストを参考に、プリント・映像資料などを用い、また行動療法の簡単なロールプレイなどを取り入れながら進める。
《授業計画》
1. ガイダンス:本講義の目的や概要について説明し、講義導入を行う
2. 心理学入門
3. 「私」とは何かー心の深層から見える私ー
4. ものの見方・捉え方における心(感覚と知覚)
5. 人を行動に駆り立てるもの(感情)
6. 経験を通して学ぶ(学習)
7. その人らしさとは何か(性格・パーソナリティ)
8. グループワーク(コンセンサスゲーム) 
9. 家族関係の心理
10.  男女関係の心理
11.  個人と集団の心理
12.  夢見のメッセージ(深層心理)
13.  心の健康とストレス(認知行動療法を含む)
14.  CARE(子どもと大人の絆を深めるプログラム)の学び
15.  CARE(子どもと大人の絆を深めるプログラム)ロールプレイ
定期試験
教科書
『経験と理論をつなぐ心理学』  井上靖子(編著) 八千代出版
参考文献
適時、指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト部分を事前読み込む(15h)
【復習】レポート作成(3回、9h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・授業資料を読み直す(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
デモンストレーション及びロールプレイを実施
成績評価の基準・方法
「心」を客観的に理解し、文章および口頭での説明ができる者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じてSからCまで成績を与える。
レポート40%、学期末試験60%を基準とし、受講態度(出席数、演習への取り組み、積極的な質問等)などを総合的に評価する
課題・試験結果の開示方法
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する、最終レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返す。
定期試験は、全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。

履修上の注意・履修要件
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。授業欠席の場合は「授業Q&A」に事前連絡すること。病院受診している場合は診断書コピーもしくは領収書コピーを提出すること。

実践的教育
該当しない
備考
担当教員はレスポンデント条件付け及びオペラント条件付けを用いた行動療法(PCIT(親子相互交流療法)及びCARE(子どもと大人の絆を深めるプログラム))の養成資格を有し心理療法場面において実践し研究を進めている。授業内でもロールプレイ等を実施しながらコミュニケーションスキルを向上させるよう図りたい。
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