シラバス情報

授業科目名
フィールドワーク基礎技術演習
(英語名)
Seminar on fieldwork (Advanced)
科目区分
全学共通科目/副専攻科目
-
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2025年度後期
(Fall semester)
担当教員
佐々木 樹、内平 隆之、岸本 慧大、田中 友香里
所属
地域創生リーダー教育プログラム推進室(RREP推進室)
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標17
オフィスアワー・場所
講義後、教室にて

連絡先
rrep@hq.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
2-1〇/4-1〇/4-2〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
様々な関係者へのインタビュー調査やアンケート調査、ワークショップ等、フィールドワーク(現地研究)の基礎技術をフィールドで実践しながら学ぶ。
【到達目標】
1.フィールドワークのための情報収集ができる。
2.フィールドワークで収集した情報をまとめることができる。
3.フィールド内外の情報を組み合わせた地域課題解決の提案ができる。

授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:地域課題を探るための技術を実践する演習
キーワード:まちあるき、インタビュー、提案づくり


講義内容・授業計画
【講義内容】
フィールドワーク先で関係者にインタビュー調査やアンケート調査等を行い、地域課題を整理し解決に向けた提案を作成する。履修者は下記のいずれか1フィールドを選択し、フィールドワークを実施する。

・相生市〔主担当:山端直人(自然・環境科学研究所)〕
・淡路市・洲本市〔主担当:藤原道郎(緑環境景観マネジメント研究科)〕
・未定〔主担当:未定〕
ほか  
 ※フィールドと講師は追加・変更の可能性があります。

集中講義であるため、授業日の詳細は別途案内する。

【授業計画】
当授業は実践的教育に該当する。
1.ガイダンス、Web GISを用いた基礎分析の実践
〔佐々木樹、山本明弥香、岸本慧大ほか〕
2.地域社会におけるプロジェクトとは何か
〔井関崇博(環境人間学部)〕
3〜5.事前学習と調査計画の作成、まちあるき
6〜9.現地視察とインタビューの実施
10〜13.現地調査とワークショップ
〔相生市 3〜13:山端直人(自然・環境科学研究所)ほか〕
〔淡路市・洲本市 3〜13:藤原道郎(緑環境景観マネジメント研究科)ほか〕
〔未定 3〜13:未定〕
14,15. アイデアの整理と提案の作成方法
〔秋山秀一(社会科学研究科)〕
16,17.提案の作成
18〜20.提案に対するフィードバックと提案の再検討
21,22.提案発表会(1回目)
〔16〜22:内平隆之、佐々木樹、山本明弥香 ほか〕
23,24. 構想と計画の作り方
〔井関崇博(環境人間学部)〕
25,26. 最終提案の作成と発表準備
27,28. 提案発表会(2回目)
29,30. 「地域プロジェクト実践論」に向けて
〔25〜30:内平隆之、佐々木樹、山本明弥香 ほか〕

※パソコンは毎回持参すること。
※手元のパソコンにおいてguhアカウントにログインしておくこと。
※授業資料は原則として紙媒体では配布せず、ユニバーサルパスポートで閲覧期限付き資料として提供する。前日正午までにアップロードの予定であるが、講師の都合によって、講義後の提供や提供不可となることがある。
※この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。


教科書
枝廣淳子(2021)『好循環のまちづくり!』岩波新書
参考文献
適宜指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
フィールドワークのための情報収集・準備(5h)
【復習】
理解を深め定着させるためのプロジェクトノートの作成(10h)
プロジェクトノートに基づいた提案書の作成(15h)


アクティブ・ラーニングの内容
4人程度でのグループワークおよび発表を予定(8回)
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
フィールドワークのための情報収集およびフィールドワークで収集した情報をまとめることができた者に単位を授与する。
講義の到達目標に記載する能力(1.フィールドワークのための情報収集ができる、2.フィールドワークで収集した情報をまとめることができる、3.フィールド内外の情報を組み合わせた地域課題解決の提案ができる)の到達度に応じ、S(90点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
プロジェクトノート(60%)と最終成果物(40%)で評価する。


課題・試験結果の開示方法
提案の発表に対しては講義内で教員からコメントをフィードバックする。
プロジェクトノート・提案書については講義内またはユニバーサルパスポートの授業資料の掲示にて総評を返す。


履修上の注意・履修要件
本科目は副専攻・地域創生リーダー教育プログラム(RREP)の必修科目である。
RREP履修者以外も履修可能である(上限5名)。 RREP履修者以外の場合は面談にて選抜を実施する。
本科目では「フィールドワーク基礎技術論」で習得した技術(Web GIS、インタビュー、ファシリテーションなど)を活用するため、「フィールドワーク基礎技術論」を履修していることが望ましい。
フィールドワーク時に交通費や宿泊費等(自己負担)が発生する。


実践的教育
本講義は、フィールドワークの実践により地域課題解決に携わる実務家から直接講義や助言を受ける機会を設け、フィールドワークの基礎技術を習得することから、実践的教育に該当する。
備考
この講義は、兵庫県立大学副専攻「地域創生リーダー教育プログラム(RREP)」および宮城大学と連携した「コミュニティ・プランナー育成プログラム」の一環である。各回の講義内容・関係者については、入れ替わりの可能性があるため、講義時に案内する。
講義の内容は履修生の学習状況等に応じて変更する場合がある。
履修人数によっては、記載しているフィールド以外でも開講する。


英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。