シラバス情報

授業科目名
企画デザイン
(英語名)
plan design
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
二階堂 薫
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業後30分程度・非常勤講師控室
連絡先
https://kaorinikaido.com/

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
5◎/1〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
社会の課題を解決するのも、身近な困りごとを解決するのも、社会人になって取り組む仕事もすべて企画から始まる。本授業では、企画を行う際に欠かせない基礎的な知識と技能の習得を目的とする。また、ほぼ毎回実施するグループワークを通して、企画はもちろん、人と関わるうえで必要な「聞く」「話す」「考える」「伝える」基礎技能も実践的に学ぶ。

【到達目標】
1)自分のアイデアを適切な言葉で表現できる。
2)自分のアイデアをはじめ、他者のアイデアや意見、収集した情報など様々な内容をもとに課題解決の提案ができる。
3)2を、企画書としてまとめることができる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:アイデア、発想、コミュニケーション
講義内容・授業計画
【講義内容】
身のまわりにある「なんとかしたい」「よりよくしたい」課題やテーマを発見し、自分の「好き」や「得意なこと」を組み合わせてアイデアを生み出し、課題解決につながる企画を行う。毎回30分程度の講義と、個人ワーク・グループワークを組み合わせて進行する。
 
【授業計画】
当授業は実践的教育に該当する。
 
1. ガイダンス(本講義の目標や概要の説明)
2. 企画の基本①、活用するためのメモの取り方
3. 企画の基本②、自分の言葉で考える
4. 企画の基本③、アイデアの生み出し方
5. リサーチする①(情報収集)
6. リサーチする②(インタビュー)
7. アイデアのタネを見つける(観察、分析)
8. アイデアをふくらませる(発想)
9. 企画書にまとめる(たたき台をつくる)
10. 価値を伝える(コンセプト)
11. アイデアを磨く①(企画をたたく、中間提案書)
12. 魅力的に伝える(プレゼンテーション)
13. アイデアを磨く②(さらに企画をたたく)
14. 発表準備(まとめ)
15. 最終発表(最終提案書)
 
※すべて対面形式で実施
※進ちょく状況や習熟度などの理由により、内容や順番を変更する場合がある
※パソコンの利用:使用しない
※生成系AIの利用:生成系AIの利用については、細かい制限を設けない。ただし、生成系AI活用時の大前提として、得た情報すべてが「本当に正しいか」どうかの事実確認を行い、出典・参考文献を必ず確認・記載すること。
教科書
随時、指定する
参考文献
随時、指定する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
授業の進行に応じた情報収集・アイデア出し(30h)
 
【復習】
最終課題作成(15h)、講義内容の理解を深めて定着させるためのテキストの読み直し・メモの書き込み(15h)、参考文献等の読み込み(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
ほぼ毎回、2〜5人程度でのワークや発表を予定
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
企画に関する基礎的な知識や技能を理解し、最終提案書を作成できた者に、講義目的・到達目標に記載した能力の到達度に応じて、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
毎回のミニレポート(30%)と中間提案書(30%)、最終提案書(40%)を基準とし、受講態度(積極的に質問するなど)を含めて総合的に評価する。また、企画内容(最終提案書)に他者の心を動かす創造性や独創性が認められる場合は加点する。
課題・試験結果の開示方法
ミニレポートは、可能な限りコメントを付して返却する。全員に伝える必要のあるものがあれば、次の授業で紹介・解説を行う。最終提案書は、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って全員に共有予定。
履修上の注意・履修要件
・本授業では「考える、書く、聞く、伝える、ふりかえる」流れが基本。企画やコミュニケーションに対する苦手意識があっても、自分の頭で考え、自分の言葉で伝えようと努め、能動的に参加してほしい。
・履修定員を30名とし、履修希望者が定員を超える場合はガイダンス時に小テストを実施して、強い意欲や目的意識の有無を基準に履修者を決定する。なお、履修希望者が定員を若干名超えた場合は、履修希望者全員の履修を認める場合もある。
・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもちろん、常にアイデアのタネを探して、授業に出席すること。
実践的教育
本授業では、コピーライターとして広告の現場で言葉を用いたコミュニケーションの構築や企画を実践、地域の課題解決などに携わっている教員から直接レクチャーや助言を受けながら、企画に関する基礎的な知識や技能の習得を目指す。以上のことから、実践的教育に該当する。
備考
【毎回の持ち物】
・綴じるタイプのファイル(過去回のテキストやメモ、ミニレポートなどを見直す機会が多いため、授業に関連する書類をすべて綴じて毎回持参すること)
・お気に入りの筆記具
※ノートは不要、メモやアイデア出しに用いる用紙は毎回配付する
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。