シラバス情報

授業科目名
小児発達・生活看護論
(英語名)
Fundamental Nursing Care of From Infants through Adolescence
科目区分
専門教育科目
対象学生
看護学部
学年
2年
ナンバリングコード
ANNBN2MCA1
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
担当教員
三宅 一代、新任
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
原則、授業終了後、教室とします。その他、いつでも可能です。できましたら他の予定が入っていることがありますので、事前にアポイントメントを取ってください。
連絡先
kadu_miyake@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【目的】
 成長発達途上にある子どもと家族の特性や能力、取り巻く環境について教授する。また健全な成長発達を基盤に子どもと家族をアセスメントし必要な支援を考える上で必要な、子どもの権利、成長発達の原則や環境要因、指標や理論について教授する。
【到達目標】
1. 成長発達各期の子どもと家族の特性と取り巻く環境について説明できる。
2.子どもが一人の固有な存在であることを説明できる。
3.子どもと家族の能力(子と親の補完関係)をアセスメントすることができる。
4.各期の成長発達の特性を踏まえたコミュニケーション方法を提案できる。
5.各期の成長発達を支援する方法を提案できる。
授業のサブタイトル・キーワード
【サブタイトル】
子どもと家族の能力をアセスメントする。子どもと家族の特性をとらえたコミュニケーション。
【キーワード】
成長発達 子どもの権利 子と親の補完関係 こどもセルフケア看護理論


講義内容・授業計画
(講義内容)
 成長発達途上にある子どもと家族の特性や能力、子どもの権利、成長発達の原則や環境要因、指標や理論など、3回生での「病気や障がいがある子どもと家族の状態をアセスメントし、必要な援助を展開する」上で、基盤となる知識や考え方をについて授業を展開する。
(授業計画)
1. オリエンテーション
2.大きくなる子ども(成長発達の原則と個性)と子どもの権利
3. 成長発達と健康(乳児)
4. 成長発達と健康(幼児)
5. 成長発達と健康(学童〜思春期)
6. 中間知識の確認 子どもとのコミュニケーション
7. 子どもをアセスメントする(こどもセルフケア看護理論の応用)
8. 子どもをアセスメントする(こどもセルフケア看護理論の活用)・子どもの看護に関するトピックス

※本授業における生成系AIの利用については、原則レポート等、学生本人が作成することを前提としています。そのため、生成系AIによる出力結果をそのままレポートとして提出すること
はできません。生成系AIによる出力結果をそのまま提出したことが判明した場合は、単位を認定しない、または認定を取り消す場合があります。
教科書
UNISEF(2022)改訂版 子どもの権利条約カードブック https://www.unicef.or.jp/crc/tools/よりダウンロードできます。
参考文献
・片田範子編(2019)こどもセルフケア看護理論, 医学書院.
講義内容に合わせて適宜提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して提示する資料の事前読み込み(5h)各課題等の作成 (15h)
【復習】授業内容の理解を深め定着させるための資料の読み直し(10h)

アクティブ・ラーニングの内容
本授業は、子どもの成長発達の各期における子どもと家族の特性の具体的場面を提示するなどし、子どもや家族へのコミュニケーション方法や必要となる支援など学生自身の考えをアウトプットする機会を必ず設けます。そのため、短時間のディスカッションやプレゼンテーションを取り入れる予定です。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 成長発達各期の子どもと家族の特性や健康問題や課題、発達段階に応じた適切なコミュニケーション方法や支援を提案することができた者には単位を付与する。成績については、授業の目的・目標の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)で成績を付与する。
【成績評価の方法】
・事前課題30%
・中間知識の確認20%
・最終知識の確認50%(定期試験期間)
課題・試験結果の開示方法
授業内で行う中間知識の確認は、原則その授業中または次回授業で解説を行う。事前課題は、自己学習で分からなかった事や、本授業で学生自身が学習した項目を追加記述し、授業終了後に提出する方法とし、必要時コメントを付して返却する。最終知識の確認については、フィードバックが必要な学生には個別面談を行います。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
病気や障がいを有する子どもとその家族の看護の実践経験を有する教員がその実務経験を生かして、教授することから実践教育に該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。