コミュニティ・公衆衛生看護活動論

Community/Public Health Nursing Activities

専門教育科目

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看護学部

3年

ANNBN3MCA1

2.00単位

講義 (Lecture)

2025年度前期

(Spring semester)

安藤 仁美、石井 美由紀、島村 珠枝、古谷　裕子

看護学部

日本語

目標3

事前にメール等でアポイントメントをとること

クラスプロファイルにより問い合わせること

6◎／3〇

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【講義目的】
地域で生活する人々の健康と生活をまもるためのヘルスケアサービスにおける看護の役割について理解を深める。また、人々の健康と生活とヘルスケアシステムとを関連づけながら、対象や健康レベルに応じた公衆衛生看護活動の実際を学ぶ。
【到達目標】
１．対象や健康レベルに応じた保健活動の法的根拠、および保健施策、社会資源を説明できる。
２．家庭訪問の目的・方法を理解したうえで、対象特性をふまえた支援内容について、自らの考えを説明できる。
３．人々が生活する地域の特性を理解したうえで、公衆衛生看護にかかわる地域の健康課題を考察し、記述することができる。

キーワード：公衆衛生看護活動、地域診断

【講義内容】
対象別のコミュニティ・公衆衛生看護活動に関する講義と、家庭訪問および地域診断の演習で構成する。
【授業計画】
当授業は実践的教育に該当する。
1．ガイダンス：本講義の目標と概要説明
　　母子保健活動①
　　テキスト1「第4章Ⅱ．母子保健活動」
2．母子保健活動②
　　テキスト1「第4章Ⅱ．母子保健活動」
3．成人保健活動
　　テキスト1「第4章Ⅲ．成人保健活動」
4．高齢者保健活動
　　テキスト1「第4章Ⅱ．高齢者保健活動」
5．精神・難病保健活動
　　テキスト1「第4章Ⅶ．精神保健活動」「第4章Ⅴ．難病保健活動」
6．家庭訪問①
　　テキスト1「第3章Ⅱ．家庭訪問」
7．地域診断演習①
8．地域診断演習②
9．家庭訪問演習①
10．家庭訪問演習②
11．感染症保健活動（島村）
　　テキスト1「第4章Ⅷ．感染症保健活動」
12．学校・産業保健活動
　　テキスト1「第6章Ⅰ．学校保健」「第６章Ⅱ．産業保健」
13．家庭訪問②
　　テキスト1「第3章Ⅱ．家庭訪問」
14．公衆衛生看護管理（石井）
　　テキスト1「第７章Ⅰ．公衆衛生看護管理」
15．地域診断演習③

※パソコンの利用：第7, 8, 15回
※この科目の授業期間は４〜５月となる。
※演習回は教員４名で担当する。演習資料は別途提示する。
※生成系AIの利用：課題については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、または認定を取り消すことがある。

１．公衆衛生看護学.jp 第6版, インターメディカル
２．国民衛生の動向2024/2025, 厚生労働統計協会

適宜紹介する

【予習】授業に際して指示するテキストの範囲を事前読み込み（15ｈ）
【復習】課題への取り組み（家庭訪問計画・地域診断まとめ、30h）、講義内容の理解を定着させるためのテキスト・資料の読み直し（15h）

グループワークを取り入れる

【成績評価の基準】
へルスケアサービスにおける看護の役割を理解し、対象別の公衆衛生看護活動について述べることができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力（知識・技能、思考力、判断力、表現力等）の到達度に基づき、S（90点以上）、Ａ（80点以上）、B（70点以上）、C（60点以上）による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
定期試験（70％）および提出課題（30％）を基準として、受講態度（積極的な質問等）を含めて総合的に評価する。

提出課題はコメントを付与して返却する。試験結果については、特記すべき事項があれば授業評価アンケートの教員コメント欄に記載する。

・コミュニティ・公衆衛生看護学概論を履修済みであることが望ましい。
・授業に関して連絡することがあるので、ユニバーサルパスポートの掲示や連絡に注意すること。

保健師免許を有する教員がその実践経験を活かして、対象に応じた公衆衛生看護活動について講義をおこなうため、実践的教育に該当する。