シラバス情報

授業科目名
緑環境と地方行財政
(英語名)
Urban greenery and environmental policies
科目区分
応用科目(選択) 修士1、2年次
対象学生
緑環境景観マネジメント研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
ALLML5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(every other year)
担当教員
三井 雄一郎、羽井佐 幸宏、堤 公平
所属
国土交通省、環境省、大阪府庁
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標15
オフィスアワー・場所
別途配布するオフィスアワー一覧にて通知
連絡先
学内教員を経由して連絡をすること:美濃伸之   研究科内アドレス一覧にて周知

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/4〇/6〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
この科目は、緑環境景観マネジメントの応用として、地域の緑環境を総合的にマネジメントし、自然と共生する持続的な地域を実現するための各種施策の企画立案に必要となる多様な知識を修得する。
【到達目標】
ここでは、地域の緑環境を総合的にマネジメントし、自然と共生する持続的な地域を実現するための施策の概要を説明できることを目的とする。当研究科の学習・教育目標として掲げるⅡ環境・造園に関する専門知識および応用力の修得を含む。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
この科目は施策マネジメント領域の応用科目であり、わが国における国と地方の財政分担のしくみや、地方自治行政と緑環境政策やその背景を理解したうえで、緑環境政策の具体的内容等を学ぶ。特に、関西地域を事例に緑環境政策の先進的実践例の講義と現場でのディスカッションを行う。
授業計画
 授業計画(オムニバス式) 講義順は検討中。
第1回 ガイダンス
第2回 都市公園・都市緑化・緑地保全関連施策 その1
第3回 都市公園・都市緑化・緑地保全関連施策 その2
第4回 都市公園最新施策の視察と現場でのヒアリング その1 
第5回 都市公園最新施策の視察と現場でのヒアリング その2
第6回 景観関係施策
第7回 生物多様性
第8回 国立公園
第9回 野生生物
第10回 世界自然遺産
第11回 生物多様性保全施策にかかる現地研修
第12回 地方自治体の基礎知識 (財政や議会、体制等自治体全般)
第13回 地方自治体の基礎知識 (みどり行政関係)
第14回 大阪府の公園緑地・緑地保全・都市緑化政策
第15回 大阪府営公園での現地演習
【生成AIの利用について】
この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には、生成系AIの出力した内容について、参考文献が実在するかなど事実関係の確認を必ず行ったうえで、その出典・参考文献を追記することが必要である。
教科書
授業中適宜プリントを配布(提示)する。
参考文献
「都市公園のトリセツ 使いこなすための法律の読み方(平塚勇司著・(学芸出版社))」
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前・事後学習については、テキストとして配布する資料の事前読みこみ、および読み直し(各回それぞれ2h)を指示することとし、講義内容の理解を深めるためには、一部、関連した実習を実施する。
アクティブ・ラーニングの内容
講義において双方向性を重視しながら実施する。
成績評価の基準・方法
基準:緑環境に係る各種施策の企画立案に必要となる多様な知識が修得できたかを評価する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じ60点以上を合格とし、SからCまでの成績とする。
方法:レポートを基準として、総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートについて全体的な講評をユニバーサルパスポート等により示す。
履修上の注意・履修要件
当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定・連絡します。
実践的教育
緑化・環境施策に携わっている実務家が、当該分野の公務員勤務経験を生かして実施する講義であるため該当する。
備考
隔年集中開講。オンライン授業の受講ができる通信環境が必要となる場合があります。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。