![]() 教員名 : 伊藤 克広
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授業科目名
演習Ⅰ(スポーツマネジメント特殊研究)
(英語名)
Seminars I(Advanced Sport Management )
科目区分
ー
博士後期課程研究演習科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCBDS7MCA3
単位数
4.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2025年度前期、2025年度後期
担当教員
伊藤 克広
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
火曜日昼休み30分。研究室(体育館1F)。
連絡先
itokatsu@em.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
1◎
全学DP
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教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
<目的>我が国ではこれまでにさまざまなメガ・スポーツイベントが開催されてきた。2002年FIFAワールドカップ、2019年ラグビーワールドカップ、2021年オリンピック・パラリンピック東京大会などが記憶に新しい。こうしたメガ・スポーツイベントは社会に対して資本の整備・蓄積、経済効果といったさまざまなインパクトを与える。
加えて、近年ではeスポーツによる地域活性化や地域創生という新たな動きがみられ、兵庫県においても有馬温泉や城崎温泉が先進事例として全国から注目されている。これら新たな動きに対してスポーツマネジメントやスポーツマーケティングなどの社会科学からの視点から研究、調査が進められている。 スポーツが社会に与えるインパクトについては社会科学の視点から読み解き、今後の動向を探ることはスポーツのみならず社会においても必須といえる。 本演習では、論文や調査報告書を詳読し、その内容についてディスカッションを行い、博士論文作成に求められる基本的な知識・技能、思考力、判断力、表現力を習得することを目的とする。 <目標>スポーツに係るマネジメントやマーケティングについての理解を深め、博士論文作成に求められる知識・技能、思考力、判断力、表現力を習得し、リサーチクエスチョンを確定し、先行研究の整理と方法を精査する。 授業のサブタイトル・キーワード
<キーワード>スポーツ文化、生涯スポーツ、スポーツイベント
講義内容・授業計画
<内容>スポーツマネジメントやスポーツマーケティングに関する書籍、論文、調査報告書等を詳読し、その内容についてディスカッションを行いながら知識と論文作成能力を習得する。
<計画> 1.ガイダンス:研究内容と計画の確認。 2.スポーツ社会学の基礎:「スポーツ研究論」の詳読とディスカッション、第1章〜第3章 3.スポーツ社会学の基礎:「スポーツ研究論」の詳読とディスカッション、第4章〜第6章 4.スポーツ社会学の基礎:「スポーツ研究論」の詳読とディスカッション、第7章〜第9章 5.スポーツ社会学の基礎:「スポーツ研究論」の詳読とディスカッション、第10章〜第13章 6.スポーツマネジメントの基礎:「現代スポーツのマネジメント論」の詳読とディスカッション、第1章〜第2章 7.スポーツマネジメントの基礎:「現代スポーツのマネジメント論」の詳読とディスカッション、第3章〜第4章 8.スポーツマネジメントの基礎:「現代スポーツのマネジメント論」の詳読とディスカッション、第5章〜第6章 9.スポーツマネジメントの基礎:「現代スポーツのマネジメント論」の詳読とディスカッション、第7章〜第8章 10.スポーツマネジメントの基礎:「現代スポーツのマネジメント論」の詳読とディスカッション、第9章〜第11章 11、12.博士論文作成に向けて:テーマとリサーチクエスチョンの検討 13〜17.博士論文作成に向けて:リサーチクエスチョンに基づいた先行研究の検討 18、19.ゼミで行う中間発表の準備:先行研究の整理と方法の精査1 20〜25.ゼミで行う中間発表を受けて:研究の方向性や意義の確認。先行研究の再整理。 26〜30.中間発表(専攻内)準備:中間発表で報告する内容の整理。ゼミ内で事前にプレゼンテーションを行う。 教科書
大野貴司(2020)「現代スポーツのマネジメント論」(三恵社)
内海和雄(2009)「スポーツ研究論」(創文企画) 参考文献
原田宗彦・小笠原悦子(2008)「スポーツビジネス叢書 スポーツマネジメント」(大修館書店)
川相圭司(2003「プロスポーツ選手の法的地位」(成文堂) 山口泰雄(2006)「地域を変えた総合型地域スポーツクラブ」(大修館書店) Eiji Ito(2018)「Meaning of Leisure in Japan」(晃洋書房) 石堂典秀・建石真公子(2018)「スポーツ法へのファーストステップ」(法律文化社) 伊藤克広(2019)「地域スポーツクラブの自立と持続可能性」(株式会社ルネック) ジェームス・ハイアム・トム・ヒンチ(2020)「スポーツツーリズム入門」(晃洋書房) 筧誠一郎(2019)「eスポーツ地方創生」(白夜書房) 松橋崇史・高岡敦史(2019)「スポーツまちづくりの教科書」 水上博司・谷口勇一・坂田雄介・迫俊道・荒井貞光「スポーツクラブの社会学2020」 大野貴司(2020)「現代スポーツのマネジメント論」(三恵社) スポーツ問題研究会(2018)「Q&Aスポーツの法律問題」 高松平藏(2020)「ドイツの学校にはなぜ『部活』がないのか」(晃洋書房) 内海和雄(2009)「スポーツ研究論」(創文企画) 早稲田大学スポーツナレッジ研究会・公益財団法人笹川スポーツ財団(2019)「スポーツと地域創生」 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
<事前学習>演習でディスカッションするテキストの読み込みと関連情報の収集(60h)。
<事後学習>演習で学んだ内容の定着を図るため復習ノート、研究ノートの作成(60h)。 アクティブ・ラーニングの内容
演習形式であることから常に教員、履修者同士の討議を行う。
成績評価の基準・方法
<基準>目的、到達目標に記載している能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
<方法>研究ノート(40%)、プレゼンテーション(内容、方法等:30%)、受講態度(積極的な発言や質問等:30%)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
次の演習内でフィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
授業は原則として対面方式で実施する。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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