シラバス情報

授業科目名
研究演習
(英語名)
Seminar II
科目区分
専門教育科目
応用実践科目
対象学生
社会科学研究科
学年
2年
ナンバリングコード
KCAMS6MCA3
単位数
4.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2025年度前期、2025年度後期
担当教員
瓦田 沙季
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所

授業終了後、教室にて

連絡先
saki-k@acs.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】この科目の目的は、会計専門職業人がそれぞれの分野においてリーダーシップを発揮するにあたって必要な問題解決能力を身につけることである。そのため、財務会計もしくは公会計の領域から会計専門職に関連する高度で専門的な課題を設定し、研究レポートを作成することによって、基礎演習で身につけた能力の向上を目指す。
【到達目標】1)財務会計もしくは公会計に関する理論を修得すること、2)各自の研究テーマに関連する事例研究や比較分析ができるようになること、である。

授業のサブタイトル・キーワード

キーワード:会計の基礎概念、財務会計の目的、会計基準の国際化

講義内容・授業計画
【講義内容】研究レポートの作成を通して、「与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、複数の視点から注意深く、論理的に分析する態度および能力」の向上を図る。ここで「論理的」であるとは、「語と語、句と句、文と文とが相互にもつ関係性を意識すること」であり、「思考を論理的に表現する」ことが重要である。
【授業計画】この科目は通年で30回の予定であるが、演習という性格のため、あらかじめ毎回の予定を立てることは難しい。また、たとえ可能であったとしても、講義とは異なり、予定通りに進行することが必ずしも優先されるわけではない。そのため、研究レポートの作成に向けた大まかなスケジュールを示す。
  4月〜5月   仮テーマの設定、情報収集、仮アウトラインの作成
  6月〜7月   情報収集、執筆、アウトラインの確定
  10月〜12月  事例や分析対象の確定、執筆、研究レポートの完成
  1月      プレゼンテーション資料の作成、プレゼンテーション

*生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。レポート等については、学生本人が作成することを前提としている。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は、単位を認定しないこと、又は認定を取り消すことがある。
教科書
受講者と相談の上、適宜指示する。
参考文献
マルコム・スミス著、平松一夫監訳『会計学の研究方法』中央経済社、2015年。
亀井孝文『よくわかる公会計制度』イマジン出版、2017年。
桜井久勝『財務会計講義(最新版)』。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業の準備として、論文等の講読(60h)。
【復習】授業後の確認として、論点整理(60h)。
アクティブ・ラーニングの内容
ディスカッションを通じて、学生が正解のない問いに向き合うことを支援する。また、学生が研究テーマについて理解を深め、物事を論理的・多面的・客観的に捉えることができるようにする。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】
 出席を前提に、プレゼンテーション(25%)、ディスカッションへの参加状況(25%)、研究レポート(50%)を総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題について授業の中で行う。
履修上の注意・履修要件
・無断欠席は厳禁する。ディスカッションに積極的に参加し、発言することが望まれる。

実践的教育
該当しない。
備考
・担当教員の研究領域は公会計であるが、研究演習における学習内容は公会計に限定されず、受講生と相談して決める。
・大学院修了後の進路を視野にいれた履修計画やキャリアプランの指導を随時行う。必要に応じて個別指導を行うこともある。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。