放射光顕微分光セミナー

放射光顕微分光セミナー

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材料・放射光工学専門科目

工学研究科

1年

HETDH7MCA1

2.00単位

講義 (Lecture)

2025年度後期

(Spring semester)

大河内 拓雄

高度産業科学技術研究所

日本語

目標7／目標9／目標13

随時（メール事前連絡推奨）、播磨理学キャンパス研究II期棟N204室

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1◎／2◎

1-2◎／4-1◎／4-2◎

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＜講義目的＞　近年、放射光分析において開発が盛んな顕微分光・イメージング技術について、最新の研究・開発報告の記事を通して知識と見識を広げる。
＜到達目標＞　放射光顕微分光・イメージング分野における研究開発に関する情報を選択・収集し、他者に説明できる能力を身に着ける。

サブタイトル：　X線イメージングを極める。
キーワード：　放射光、X線顕微鏡、走査型イメージング、結像型イメージング、回折イメージング、三次元イメージング

最初の数回で、X線吸収分光やX線磁気円二色性など放射光分光の基礎のおさらいと、さまざまなX線顕微鏡のそれぞれの特徴に関して授業形式の解説を行う。具体的には、走査型透過X線顕微鏡、光電子顕微鏡、結像・透過型顕微鏡、電子/蛍光収量型走査型顕微鏡、X線トモグラフィー、コヒーレントX線回折イメージング、およびそれらの磁気イメージングへの応用などが挙げられる。
その後は、X線顕微分光・イメージングに関する論文や解説記事の素材を持ち寄り、輪番形式で学生を中心としたセミナーを展開する。その際、教員による発表の回も設け、英文の読解や内容の解釈の仕方のコツについて実践的な指導を行う。

準備時に全員でテーマを決定し、テーマとなった論文を扱う。

随時紹介する。

・授業2時間相当×15回＝30時間。
・復習約2時間×15回＝30時間
・セミナー準備10時間×3回＝30時間
計90時間。

学生自身が解説を準備するセミナー形式の授業を設け、その場において他の学生との議論も行う。

セミナー発表（50点）、セミナーにおける質問・議論等の姿勢（50点）

セミナーの発表内容については授業時間中に評価を行う。

論文の和訳・英訳や解説・議論の準備のプロセスで生成AI等を援用しても構わない。学生自身がどの程度、自分自身の調査や思考をもって準備・発表をしたかについては教員が判断し、採点結果に反映する。

研究を遂行する上で大切な、論文による情報収集を通じて、最新の知識をアップデートする能力を醸成する。