![]() 教員名 : 小野 博史
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授業科目名
コミュニティヘルスケア実習
(英語名)
Community Health Care Practicum
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
看護学部
学年
1年
ナンバリングコード
ANNBN1MCA5
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2025年度前期
担当教員
小野 博史、坂下 玲子、撫養 真紀子、清原 花、浅田 裕美、原 裕子、土井 紀子、中西 永子、西岡 英菜、西谷 美保、横井 美由貴、岡田 奈緒、奥村 和代、豊島 美樹、富永 優里、大谷 智恵、髙見 美樹
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標10/目標11
オフィスアワー・場所
随時、各教員の研究室(事前にメールでアポイントメントをとること)
総括教員:各教員の研究室(5、6階) 担当教員:共同研究室6-1(6階)、共同研究室7-1(7階) 連絡先
実習ガイダンス時に提示
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/4〇/6〇
研究科DP
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全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】
本実習は、地域生活者の視点から健康問題を捉え、その問題が家族や地域集団または行政組織という社会的な広がりの中で、どう取り組まれているのか、何が課題となっているのかを根拠を持って提示できることを目的としている。地域で生活する人の様々な健康問題について把握する方略を学ぶ点において、基礎看護から全看護専門領域にわたる実習の基礎をなすものであり、また個人・家族・集団・組織の支援を考える公衆衛生看護学の実習の第一段階に位置づけられる。 【到達目標】 1.地域支援事業の概要について説明することができる。 2.地域の健康問題を把握し、グループでの関心に基づく課題を特定することができる。 3.グループで特定した地域の健康問題を正確に把握するための根拠を探索することができる。 4.探索を通して入手した根拠に基づいて健康問題の本質を捉え、解決に向けた新たな支援策を提案することができる。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:地域生活者の視点、健康問題、地域支援事業、新たな支援策の提案
講義内容・授業計画
実習内容
・地域支援事業の概要を理解し、地域の健康問題を把握する方法とその根拠を探索する。 ・さらに、根拠をもとに健康問題と新たな支援策について説明する。 実習計画 当該授業は実践的教育に該当する。 〇事前講義 明石市内で地域支援事業に関わる専門職から、明石市の高齢者等の現状および支援事業の背景とその概要について学ぶ。 〇実習は、地域総合支援センター等の地域の協力施設を拠点として、3週に渡り5日間実施される。 1週1日目 地域支援事業の概要に関する実習 1週2日目 地域の健康問題の探索とグループで取り組むテーマの決定 小グループ毎に、地域生活者より健康問題に関する話を聞き、担当教員のアドバイスを受けながらグループで取り組むべきテーマを決める。 2週3日目 地域の健康問題についての根拠の探索と実態把握 2週4日目 地域の健康問題についての根拠の探索と実態把握 根拠の探索方法として、地域でのヒアリング、観察、統計資料などを活用する。 3週5日目 学習成果の整理・発表と討議 ・地域の健康問題について、根拠を提示しながら、その実態を説明する。 ・健康問題の解決策について議論をする。 ※パソコンの利用:2週目と3週目は、根拠情報の探索、抄録や発表資料の作成のために使用する。(電源は使用できないため、充電して持参すること) この実習においては生成系AI の利用を予定していない。 事前・事後学習に当たり補助的に生成系AI を利用する場合は、事実関係の確認や出典・参考文献を確認すること。 生成系AI による出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AI による出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
その都度提示する
参考文献
その都度提示する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習(10h)
実習に向けた準備性を高めることを目的として2つの課題を提示する。 事前課題1:示されたテーマに関する明石市で行われている保健医療福祉サービスについて 事前課題2:示されたテーマについて生じている課題や健康問題について その日の実習における自分自身の目標と目標達成に向けた行動予定について、日々の記録に記入する 実習後の学習(20h) その日の実習を終えて自分が感じたり考えたりしたことについて、日々の記録に記入する 7月3・4日に行う探索先の選定と質問内容、役割分担の決定 7月11日に行う学内発表会に向けた抄録と発表資料の作成 個人レポートの作成 アクティブ・ラーニングの内容
実習の協力者である地域で⽣活する⼈々に対して、学生が主体的に関心を持って働きかけ、対象理解を深める。
また、学生自身が置かれた環境や相手からの反応を通して、自らに求められる適切な対⼈関係や望ましい態度についての理解を深める。 実習期間中は、グループメンバーで協調しながらディスカッションを重ねて、実習課題を作成する。 成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
地域で生活する人々が抱える健康課題を根拠をもって提示し、その解決方法としての支援策を提案できる者、また、看護職を志す者として、対象との適切な対人関係や望ましい態度について自ら思考し実践できる者に単位を付与する。 グループワークの成果物や、発表内容、個人レポートの内容に加え、実習への参加状況、対人関係に関する技能、思考力、判断力等について、総合的判断に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価を行う。 【成績評価の方法】 実習の成果(50%)、実習への取り組みと態度(50%) 課題・試験結果の開示方法
実習最終日の報告会終了後、グループごとに担当教員がフィードバックを実施する。
履修上の注意・履修要件
・実習への準備性を高めるための事前課題に取り組み、期限内提出すること。
・履修にあたっては、事前ガイダンスを行うので必ず出席すること。(ガイダンスの日程については提示するので、注意して確認すること) ・実習の参加に向けて、実習施設にふさわしい服装や髪形を準備し整えておくこと。(服装や態度について事前ガイダンスで説明する) 実践的教育
本実習は、担当教員が看護の実践経験を活かしながら、臨地での指導を行うため、実践的教育に該当する。
また、実習施設における看護職や医療福祉関連職、地域活動の実践者や住民から実践的な取り組みについて学ぶ。 備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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