シラバス情報

授業科目名
論理学 (全学共通科目)
(英語名)
Logic (Logical Thinking) (全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
担当教員
伊藤 均
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
授業時
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
4-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
この授業では、いわゆるクリティカル・シンキングと呼ばれる、文章を論理的に読んだり書いたりするスキルを扱う。
【到達目標】
論理規則を実際の文章に適用する能力を身につけることを目的とし、それによって有益な情報を見分け、正確に理解できるようになることを目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
【サブタイトル】クリティカル・シンキング
【キーワード】非形式論理学、演繹、帰納
講義内容・授業計画
【講義内容】日常において文章を論理的に理解し評価するために鍵となる文のパターンを取り上げ、実際の例題に即して解説し、問題演習によって確認・習得していく。


【授業計画】
1回目:イントロダクション
2回目:議論を理解する①
3回目:議論を理解する②
4回目:議論を理解する③
5回目:前提と価値対立
6回目:記述前提①
7回目:記述前提②
8回目:問題演習
9回目:議論を評価する・誤った前提①
10回目:議論を評価する・誤った前提②
11回目:議論を評価する・反論を考える
12回目:議論を評価する・情報の信頼性
13回目:問題演習
14回目:問題演習
15回目:問題演習

教科書
毎回プリントを配布する
参考文献
授業中に指示する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
前の回までの内容を今一度確認し直すことが次の回の内容を学習する準備ともなるので、これまでの内容のポイントを改めて確認し直しておくこと。(30時間(各回2時間))
【復習】
毎回授業内容に関連した自習用の練習問題を出題するので、授業後にその問題に取り組み、授業内容を確認すること。生成AI等による解答の作成はもちろん不可。

アクティブ・ラーニングの内容
日常生活において様々な文章に接する際に、特にメディアにおける情報に接する際に、この授業で取り上げた文章の分析の手法を実践し、そこで与えられている情報がどのように評価されるかを考えるようにすることが望まれる。
成績評価の基準・方法
平常点と学期末の定期試験の合計で評価する。平常点は、毎回授業の最後にその回の内容に関連する問題演習を小テスト形式で行い、その結果によって評価する。論理規則を文章読解に適切に適用できているか、それによって文章の内容の妥当性を適切に判断できているかを評価基準とする。平常点と学期末定期試験との配分は50%ずつとする。生成AI等の使用はもちろん不可。
課題・試験結果の開示方法
毎回出題する課題および自習用練習問題に関しては、次の回の授業プリントに解説を掲載するとともに必要に応じて授業時に解説を行う。定期試験は、模範解答や解説をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す予定。
履修上の注意・履修要件
必要に応じて自習用の問題も配付するので、それを自分で考えるようにすることが望ましい。
実践的教育
該当しない
備考
日頃から文章を読む際に、常に論理的に考えることを心がけることが望まれる。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。