シラバス情報

授業科目名
環境法
(英語名)
Environmental Law (J)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
草薙 真一
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
日本語を使用する。
関連するSDGs目標
目標1/目標7/目標16/目標17
オフィスアワー・場所
毎週月曜日昼休みに研究棟I-306室。
連絡先
草薙研究室の電話番号は078-794-5803。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的は、人々の生活環境を守るということを念頭に置き、国内におけるインフラに関する環境法規制の概要と、それらに関連する政策や実務の理解を深めることである。到達目標は、エネルギーや上下水道そして公共交通など、公益事業に関連する主要なインフラの存在を知り、それらへの法規制がどのように公共の利益を保護し、持続可能な社会を支えているかを環境法の観点から習得することである。 特に新エネルギーに力を入れる。
授業のサブタイトル・キーワード
  • 国内の新エネルギーに関連する主要な環境法規制を説明する。
  • 人々の暮らしと環境を守るための公益事業における環境政策と環境法規制の適用事例を説明する。
  • 環境規制と経済規制の調和に向けた課題と解決策を説明する。
講義内容・授業計画

講義内容

  1. 新エネルギーの必要と環境法の対応
  2. 新エネルギーと激甚災害に耐えるための新エネルギー
  3. 地球温暖化・気候変化・気候変動の将来予測と新エネルギーの対応
  4. 公益事業インフラレジリエンスの概念と環境法の対応
  5. 災害脆弱性の実態と環境法の対応


授業計画

  1. 新エネルギーの様々な例
  2. 新エネルギーの次世代化と配電ライセンス
  3. 新エネルギーの将来像〜集中・分散の複合による強靭化
  4. 新エネルギーのリスク
  5. 地球温暖化と新エネルギーの対応
  6. 新エネルギーのレジリエンスを取り巻く情勢の変化とその対応
  7. 新エネルギーのレジリエンスと災害時の役割
  8. 新エネルギーの現状とレジリエンス
  9. 水道による共助の枠組み
  10. 通信ネットワークのレジリエンス
  11. 道路交通と災害時の緊急輸送
  12. 自動車運送事業と法の対応
  13. 鉄道事業における事故防止と安全確保
  14. 航空・空港・海運の危機管理と事業
  15. 人々の暮らしと環境を守るために
教科書
『インフラレジリエンスー暮らしと環境を守るためにー』(中央経済社)

上記の本は大学生協で購入できる。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習が極めて重要である。
アクティブ・ラーニングの内容
該当しない。
成績評価の基準・方法
  • レポート: 50%
  • 試験: 50%
    ※授業への参加率は成績に反映されない。
課題・試験結果の開示方法
課題は、それぞれに適切な方法で開示する。具体的には、ユニバーサルパスポートに全て明示する。単位の付与や成績その他試験結果の通知方法は、通常の例による。
履修上の注意・履修要件
各回の授業で取り扱う具体的な事例や情報については、なるべく近時のものを取り扱う。


実践的教育
該当しない。
備考
新エネルギー関係の講義部分については、教科書ではなく参考文献の解説から行うから、必ず参考文献を無料ダウンロードの上、教室に持参されたい。このことは本講義において非常に大きな割合(少なくとも半分程度)を占めるので注意されたい。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。