シラバス情報

授業科目名
研究ゼミナールⅠ
(英語名)
Research Seminar Ⅰ(J)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2025年度後期
担当教員
伊藤 克広
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
演習後30分・研究室(体育館1F)
連絡先
itokatsu@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
<目的>
スポーツは人類共通の文化である。世界中どこに行っても「する・みる・ささえる・学ぶ」ことができる。さらに、スポーツは「世界共通語」とも言われ、例え言葉が通じなくてもスポーツを通してコミュニケーションを取ることができ、言葉と並ぶコミュニケーションツールとして用いることも可能である。グローバル社会と言われる現代社会における必須科目ともいえる。
なぜスポーツはこのような人類共通の文化となったのか、その歴史、社会における役割や機能について社会科学の視点から探索し、スポーツに関して理解する。

<目標>
現代社会において生じているスポーツに関するさまざまな事業や現象に対して、興味・関心、疑問を持ち、自ら考え、探求する力を習得する。
授業のサブタイトル・キーワード
<キーワード>スポーツ文化、生涯スポーツ、レジャー、レクリエーション、健康
講義内容・授業計画
<内容>
人類共通の文化であるスポーツについて、関連書籍や論文、調査報告書等の詳読を行い、読解力と知識の習得に励む。また詳読した内容をプレゼンすることにより表現力や伝達力を習得する。

<計画>
テーマ:スポーツに関する基礎知識の習得
1.スポーツとは:歴史、体育とスポーツの違い
2.文化としてのスポーツ:文化部と運動部。なぜ文化部と運動部と言うのか
3.生涯スポーツ:ライフスタイルスポーツ論とライスステージスポーツ論
4.健康とスポーツ:スポーツ手段論とスポーツ目的論

テーマ:スポーツ関連書籍等の詳読
5.書籍や論文の探し方、読み方
6.「スポーツ白書」の詳読と解説1:調査報告書の構成と内容
7.「スポーツの実施状況等に関する世論調査」の詳読と解説2:調査報告書の構成と内容
8.スポーツ推進に関する論文の詳読と解説1:論文の構成と内容
9.スポーツ推進に関する論文の詳読と解説2:論文の構成と内容

テーマ:プレゼンテーションとディスカッション
10.自分の興味・関心に基づきスポーツに関する論文等を検索・詳読し、その内容をプレゼンし、ディスカッション(2名)
11.自分の興味・関心に基づきスポーツに関する論文等を検索・詳読し、その内容をプレゼンし、ディスカッション(2名)
12.自分の興味・関心に基づきスポーツに関する論文等を検索・詳読し、その内容をプレゼンし、ディスカッション(2名)
13.自分の興味・関心に基づきスポーツに関する論文等を検索・詳読し、その内容をプレゼンし、ディスカッション(2名)
14.自分の興味・関心に基づきスポーツに関する論文等を検索・詳読し、その内容をプレゼンし、ディスカッション(2名)
15.自分の興味・関心に基づきスポーツに関する論文等を検索・詳読し、その内容をプレゼンし、ディスカッション(2名)


教科書
特に指定しない。ゼミナール中に適宜指示する。
参考文献
有賀郁敏ら(2002)「近代ヨーロッパの探求8 スポーツ」
西山敏樹(2016)「大学1年生からの研究の始めかた」
浦上昌則・脇田貴史(2008)「心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方」

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
<事前学習>ユニバーサルパスポートにアップする演習資料を事前に読み込む(30h)。

<事後学習>演習で学んだ内容をさらに理解するために自ら情報収集し、次の演習で1分間発表(30h)。
アクティブ・ラーニングの内容
ディスカッションを行う際には3名以上のグループを作り、まとめ役を指名し、グループ内で討議する。討議した内容を発表。まとめ役は必ず1回以上経験する。
成績評価の基準・方法
プレゼンテーション(知識・技能、判断力、表現力、伝達力)、ディスカッション(思考力、論理性)、レポート(知識、論理性、思考力)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
プレゼンテーション、ディスカッションについては、終了後に講評を行う。
レポートについては、コメントを付記して返却するとともに次の演習において解説する。
履修上の注意・履修要件
毎回必ず出席し、積極的に発言・質問等をすること。
他の演習メンバーのやる気を損なうようなネガティブな発言や態度は絶対に避けること。

授業は原則として対面方式で実施する予定にしている。ただし、COVID-19の感染状況を鑑みて遠隔方式に切り替える可能性があることから、映像や音声を安定して送受信可能なインターネット環境およびPC・周辺機器を準備しておくこと。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。