シラバス情報

授業科目名
研究ゼミナールⅡ
(英語名)
Research Seminar II (J)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCCBK3MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
大住 康之
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標9/目標10
オフィスアワー・場所
昼休み
連絡先
osumi@econ.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本演習の目的は基本的文献の講読を通じてマクロ経済学を深めることである。到達目標は広い視野に立った議論ができること、および文献を通じて論文が書けるようになることである。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容・授業計画:
引き続きマクロ経済学に関する標準的なテキストを輪読する。世界的に定評のあるテキストに基づいて、定石となる経済学の中級レベルを学習する。
本演習は講読が中心となるが、演習を通じて現実の諸問題、たとえば、日本を含む先進国の成長停滞、所得格差の問題、グローバル化にまつわる諸問題、雇用問題、政府の財政赤字の累積問題、少子高齢化社会に伴う諸問題等に対して、経済学の枠組みを用いて分析できる能力を養ってもらう。また日頃より読書を奨励することで、教養を深め広い視野から総合的に考える能力を養ってもらう。
第3章 国民所得
1.国民所得と生産要素の分配
2.財サービスの需要と供給
3.練習問題
第4章 貨幣とインフレーション
4.貨幣数量説 
5.貨幣発行収入
6.インフレーションの社会的費用とハイパーインフレーション
7.練習問題
第6章 失業
8.自然失業率
9.摩擦的失業
10.実質賃金の硬直性と構造的失業
11.練習問題
第3部 景気循環理論:短期の経済 
第7章 景気変動へのイントロダクション
12.景気循環に関する事実
13.マクロ経済学における時間的視野
14.総需要
15.総供給



教科書
N・グレゴリー・マンキュー著『マンキュー マクロ経済学Ⅰ入門篇』(東洋経済)。
参考文献
適宜指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
予習:テキストの事前講読。関連時事問題の精査。報告担当者は報告準備。練習問題の解答準備。1h
復習:テキストの事後講読。練習問題解答の確認。1h


アクティブ・ラーニングの内容
なし。
成績評価の基準・方法
評価の基準:演習の目的と到達目標に基づき、S,A,B,Cによって評価し、単位を付与。
評価の方法:報告(40%)、レポート(60%)、受講態度を含めて総合的に評価。


課題・試験結果の開示方法
レポートの講評については、次期の演習時の初回に行う。
履修上の注意・履修要件
当授業は、原則対面で実施する予定ですが、新型コロナウィルス感染症対策として、自宅でのオンライン授業を実施する場合があり、自宅等でオンライン受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定・連絡します。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。