シラバス情報

授業科目名
研究ゼミナールⅢ
(英語名)
Research Seminar III (J)
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
国際商経学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCCBK3MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2025年度後期
担当教員
和田 真理子
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標11/目標17
オフィスアワー・場所
ゼミ終了後・ゼミ室にて
他の時間を希望する場合は、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルのQ&A、あるいはメールにてアポイントメントをとること。

連絡先
ユニバーサルパスポートの講義Q&Aより連絡

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
Ⅰ 講義目的
都市や地域が抱える課題に対して、経済地理学の視点からアプローチし、課題を深く知り、それに対する政策提言を行う方法を演習する。

【到達目標】
研究ゼミナールI・Ⅱ・Ⅲを通して、情報収集・フィールドワーク・地域課題の分析・論文作成ができるようになり、卒業研究への橋渡しとなることが求められる。研究ゼミナールⅢでは、以下を到達目標とする。
 1. 研究ゼミⅠ・Ⅱで積み重ねてきたフィールドワークをまとめて政策提言を考え、プレゼンテーションできる。
 2. 卒業論文のテーマを決める。
 3. 卒業論文のための調査を計画できる。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:経済地理学の概念の理解を深め、フィールドワークの成果を生かして地域課題に対し政策提言できる
キーワード:まちづくり、地域活性化、ソーシャルキャピタル、フィールドワーク
講義内容・授業計画
Ⅰ 講義内容
研究ゼミのテーマ、フィールドは、全員で相談しながら決定する。
研究ゼミⅠ・Ⅱ・Ⅲ(2年次後期〜3年後期)を通じて、まちづくりに参加しながら、共同論文や政策提言をまとめる。
研究ゼミⅢでは、 これまでのフィールドワークの成果から、地域課題に対して政策提言を行う。さらに、卒業論文のテーマを決め、調査の計画を立て、実施していく。

Ⅱ 授業計画
1. 研究ゼミⅠ・Ⅱのまとめプレゼンテーションとディスカッション①
2. 研究ゼミⅠ・Ⅱのまとめプレゼンテーションとディスカッション②
3. 研究ゼミⅠ・Ⅱのまとめプレゼンテーションとディスカッション③
4〜5. フィールドワーク
6〜7. 班ごとの政策提言のまとめ
8〜9. 報告書作成・フィールドでのプレゼンテーション
10〜11. 卒業論文のテーマ探索
12〜13. 文献調査・データ収集・フィールドワーク
14〜15. 卒業論文のテーマと研究計画の発表
教科書
テキストは指定せず、学生の希望するテーマに応じて適宜指示する。

参考文献
伊藤達也・小田宏信・加藤幸治編(2020)「経済地理学への招待」ミネルヴァ書房
藤井正・神谷浩夫編(2014)「よくわかる都市地理学」ミネルヴァ書房
松原宏編(2002)「立地論入門」古今書院
松原宏編(2013)「現代の立地論」古今書院
山本健兒(2005)「経済地理学入門」原書房

この他、班や各人のテーマに応じて指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】フィールドワークの事前調査(20h)
【フィールドワーク】(20h)
【復習】報告書やプレゼンテーション作成(20h)

アクティブ・ラーニングの内容
班に分かれたフィールドワーク(2回)
研究のテーマと内容に関するグループワーク5回程度
プレゼンテーション2回程度
成績評価の基準・方法
Ⅰ 成績評価の基準
フィールドワークへの積極的参加、地域の課題の理解と政策提言作成(報告書やプレゼンテーション)、卒業論文の計画の到達度に応じて成績評価のうえ、単位を付与する。

Ⅱ 成績評価の方法
出席を前提に、フィールドワークへの積極的参加20%、報告書・プレゼンテーション30%、ゼミ中の議論に対する貢献20%、卒業論文の計画30%を総合して評価する。

課題・試験結果の開示方法
提出されたレジュメやレポートには、ゼミの中で口頭でフィードバックを返すほか、必要に応じてユニパの課題提出機能を使ってコメントする。

履修上の注意・履修要件
・無断欠席厳禁。
・フィールドワークは土日や夏休み・春休みに行うことがある。ゼミ最優先で調整し参加すること。フィールドワークに参加せずに単位を取ることはできない。
・最終的な授業方法は履修登録後に決定・連絡する。

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。