シラバス情報

授業科目名
研究ゼミナールⅢ
(英語名)
Research Seminar III (J)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCCBK3MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2025年度後期
担当教員
土田 俊也
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
時間:(前期)金曜・昼休み (後期)月曜・昼休み
場所:研究室(研究棟Ⅰ A-417)
連絡先
メールアドレス
t-tutida@acs.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
財務会計の基礎的知識の習得を目標にする。あわせて、グループワークやディスカッション等を通じて、コミュニケーション力の向上を図りたい。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:財務諸表、会計基準
講義内容・授業計画
研究ゼミⅠ、Ⅱから引き続き、会計に関する基礎概念や重要な考え方などを修得することを目標にする。
研究ゼミⅢでは、わが国の企業会計基準委員会から公表されている、様々な会計基準を考察することを通じて、会計制度に関する理解を深めるとともに、
4回生の卒業論文作成に向けて、論文テーマとなるような論点を探っていきたい。また、日本の会計に大きな影響を与えているIFRS(国際財務報告基準)
を取り上げることも考えている。
ゼミは、他人の話を聞き、考え、発言することを通じて、コミュニケーション力を向上させることができる、大学では数少ない場である。そのため、ゼミ
に積極的に関わる姿勢がなければ、得られるものは少ない。よって、会計に関心があることはもちろんであるが、積極的な姿勢でゼミに参加してくれるこ
とを期待する。
教科書
受講者と相談のうえ決定するが、次のような文献を考えている。
井上達男・山地範明『エッセンシャル財務会計(第4版)』中央経済社、2021年。
橋本尚・山田善隆『IFRS会計学基本テキスト(第6版)』中央経済社、2018年。
参考文献
桜井久勝『財務会計講義(第25版)』中央経済社、2024年。 
『新版 会計法規集(第13版)』中央経済社、2023年。 
その他、適宜紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
(予習)授業の準備として、文献の講読(計30h)
(復習)授業における議論の振り返りと、文献を読み直すことによる論点整理。(計30h)
アクティブ・ラーニングの内容
学生間のディスカッションを通じて、自らの興味・関心を深めることを支援する。
成績評価の基準・方法
出席を前提として、議論への参加状況40%、発表の内容40%、およびレポート20%で評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題については授業の中で説明する。成績については、学生の求めに応じて適宜行う。
履修上の注意・履修要件
最低でも簿記3級レベルの知識があることが望ましいが、これから会計学の学習にチャレンジしようという意欲をより重視する。したがって、現時点で簿記・会計の知識に不安がある学生であっても、ゼミでの発表に全力で取り組み、積極的な発言ができるのであれば、全く問題ないと考えている。
また、公認会計士、税理士等の会計専門職を目指している学生ももちろん歓迎であり、学習面でゼミをリードしてくれることを期待している。ただし、専門学校等の授業に出席することを理由にゼミを欠席することは認められない。
実践的教育
該当しない。
備考
より具体的な内容については、受講者と相談のうえ、決定したい。積極的な提案は歓迎する。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。