シラバス情報

授業科目名
経営戦略論 (社会情報・専門科目)
(英語名)
Business Strategy (J) (社会情報・専門科目)
科目区分
専門教育科目

対象学生
社会情報科学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
KC9991MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
藤沢 武史
所属
関西学院大学 商学部  教授
授業での使用言語
日本語
英語で授業を行う場合も数回あり
関連するSDGs目標
目標1
オフィスアワー・場所
講義終了後 使用教室の内外
連絡先
 e-mail address  :  z88005@kwansei.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】多国籍企業を対象として、1)全社的戦略、2)事業戦略、3)経営機能別戦略を扱う。企業を取り巻く内外環境条件に応じて、上記3つの意思決定領域に生じる経営課題に対処可能な戦略代案を検討し、最終意思決定に及ぶ。
【到達目標】経営学の基礎知識を身に付けた上で毎回出席すれば講義内容を説明できるようになる。
授業のサブタイトル・キーワード
経営事象解明への諸学説の応用
事業環境 経営戦略 経営管理 経営組織 意思決定 提携 M&A born-global
講義内容・授業計画
学説や理論を基に経営戦略事象を解説。因果関係の説明に経済学とゲーム理論を適用する場合もあり。以下のコンテンツを提供し、諸学説の現実適用可能性を判断して頂きたい。

1.ガイダンス 講義目的と14コマ分の講義コンテンツの紹介と簡単な説明 
2.チャンドラー命題「組織は戦略に従う」;Dowの戦略と組織構造への適用 
3.アンゾフの経営戦略論(チャンドラーの逆命題) 
4.ポーターの競争戦略論: Five Forces フレームワークの活用 
5.クレイトン・クリステンセン「イノベーションのジレンマ :技術革新が巨大企業                                                                                                                           を滅ぼすとき」           
6.Barney, Resource-based View とTeece , ダイナミック・ケイパビリティ論
7.マーケティングミックス4Pから4Cへの移行
8.国際戦略提携の理論と実際 
9.日本の中小企業の海外進出特性 
10.ボーン・グローバル(born-global)の出現と成功要因  
11.多国籍企業の戦略と管理と組織のモデル比較
       —トランスナショナル VS. メタナショナル —  
12.リバース・イノベーション#【後半30分】授業理解度チェックのための小テスト
13.中国系とインド系の多国籍企業による先進国系多国籍企業の買収戦略 
14.日本の国家競争力と日本企業の国際競争力  
15.   全講義の総括

教科書
特に指定しない *主として、毎回の講義時(第2回目から1週前)に教材を配布
参考文献
江夏健一・桑名義晴編『理論とケースで学ぶ国際ビジネス』三訂版、同文舘、2012年
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
講義内容理解のため授業ごとの予習と復習 (30h)、
課題レポート (10h)、期末試験 (20h)
アクティブ・ラーニングの内容
教室内で共通テーマに関する討議を数回実施。映像を通して事例を学ぶ。
成績評価の基準・方法
期末定期試験の成績=80% 課題レポート=20%
課題・試験結果の開示方法
レポート課題の結果の総評は、授業内で伝える。定期試験の結果の総評は、授業評価
アンケートの教員コメント欄に記載する。
履修上の注意・履修要件
経営学に関する基礎知識を持ち合わせているのが望ましい。自主学習も必須となる。
授業中に理解度チェックを行う場合が数回あり。
実践的教育
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。