![]() 教員名 : 安岡 匡也
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授業科目名
財政学研究
(英語名)
Public Finance
科目区分
ー
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対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCEMS5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
安岡 匡也
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1/目標3/目標4/目標5/目標8
オフィスアワー・場所
授業後10分・非常勤講師控室
連絡先
myasuoka19781029@gmail.com
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
1◎/2◎/3◎
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】
大学院修士課程レベルの水準の標準的な財政学の知識を修得することを目的とする。 【到達目標】 この講義を通じて、財政学関連の研究論文などを読むことができるようになることが目標である。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:財政制度と財政理論
キーワード: 財政学、社会保障制度、マクロ経済学 講義内容・授業計画
【講義内容】
財政学に関するトピックをまんべんなく学ぶ構成とする。授業内容は制度の説明だけでなく、財政理論についての説明、実証分析など多岐にわたる構成となっている。 【授業計画】 第1回:財政学とは何か 第2回:予算制度とは何か 第3回:租税①(所得税) 第4回:租税②(法人税) 第5回:租税③(消費税など) 第6回:租税④(課税の転嫁と帰着) 第7回:租税⑤(最適課税問題) 第8回:公債とは何か 第9回:公共財とは何か 第10回:地方財政①(地方財政制度) 第11回:地方財政②(地方財政理論) 第12回:社会保障制度とは何か 第13回:マクロ経済学と財政①(標準的なマクロ経済モデルによる分析) 第14回:マクロ経済学と財政②(最近の研究内容について) 第15回:まとめ 教科書
教科書は使用しない。毎回、授業内容に関する資料を配布する。ただし、配布については、紙媒体ではなく、電子媒体で行う。
参考文献
適宜指定する。参考として、制度については下記のようなものを紹介する。
渡邉和紀(2024)「図説 日本の財政(令和6年度版)」財経詳報社 河本光博(2024)「図説 日本の税制(令和5年度版)」財経詳報社 また、インターネットの資料なども適宜紹介する。 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】関連文献について適宜指示するのでそれを読んで欲しい。また、理論モデルについては、あらかじめ、マクロ経済理論、ミクロ経済理論、経済数学については学部レベルのものは適宜復習してほしい。これらの内容を考慮すると、1週間当たりに換算して5時間ほどを予定している。
【復習】関連する資料やまた宿題などを提示するのでそれらを復習のツールとして使ってほしい。1週間当たりに換算して5時間ほどを予定している。 アクティブ・ラーニングの内容
第15回の授業においてはアクティブ・ラーニングを取り入れる。具体的には受講者がプレゼンテーションを行い、ディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
財政学関連の研究論文がどの程度読めるようになったか、その能力をどの程度身に着けたかを成績評価の基準とする。 【成績評価の方法】 不定期に課す課題の取り組み状況(25%)+第15回のプレゼンテーション(75%) 不定期に課す課題の取り組み状況と第15回のプレゼンテーション内容より評価する。 第15回のプレゼンテーションとは受講者により、授業内で取り扱った財政学のテーマから1つを選んでそれについて参考文献などを用いて独自の考察を行ったものについてプレゼンテーション資料を用いて説明するというものである。 課題・試験結果の開示方法
個別にメールなどで開示する。
履修上の注意・履修要件
本授業の内容は、制度の説明だけでなく、経済理論などを用いた説明を行うので、学部レベルのマクロ経済学、ミクロ経済学、統計学、経済数学などについては理解した上で履修して欲しい。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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